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2023年5月26日
2023年05月26日(金)
統一LHR(人権同和学習)
5月23日(火)に1・2年統一LHR,5月25日(木)に3年統一LHRが実施されました。全学年人権同和学習を行いました。
1学年は「地域差別を考える」というテーマのもと,物語を読み,自分たちの文化を大切にすることや他の人の文化を認めることの重要性を学びました。
2学年は「ハンセン病問題を考える」というテーマのもと,資料を読み,ハンセン病をはじめとした差別や偏見についての知識を深めました。また,あらゆる差別に立ち向かう姿勢の必要性を学びました。
3年生は「統一応募用紙」というテーマのもと,就職選考での差別について考え,人ごとではなく自分のこととして捉え,行動する姿勢を学びました。
2023年5月25日
2023年05月25日(木)
教育実習生(赤﨑先生)の研究授業が行われました
先日,3人の教育実習生を紹介させていただいたところですが,本日(24日)の美術の時間に,赤﨑 祐斗先生が研究授業が行われました。
今日の授業を実施するにあたり,赤崎先生が思い描く授業を試行錯誤を繰り返しながら念入りに計画,準備していました。
緊張した面持ちではありましたが,一生懸命生徒と向き合い授業を行う姿は,生徒たちにとっても充実し,楽しく学べた時間だったように思います。
2023年5月23日
2023年05月23日(火)
令和5年度 学年弁論大会
5月22日(月),放課後に学年弁論大会が行われました。
各学級の代表者が集まり,学年の代表者を決定しました。
学年代表者は6月17日(土)の文化祭内で発表を行います。
【↑1学年】
【↑2学年】
【↑3学年】
各学年代表者(演題)は以下のとおりに決定しました。本番でも頑張ってください。
1学年 森 太陽さん 「真実はいつも1つ?」
2学年 田中 瑠海さん 「みんなちがってみんないい・・・」
3学年 原 愛真さん 「虐待のない社会を作るために」
2023年5月19日
2023年05月19日(金)
令和5年度 防火防災訓練
5月18日(木)7限目,防火防災訓練が実施されました。
今回は地震とそれに伴う津波を想定した訓練を行いました。生徒は放送や担任の指示に従い,速やかに体育館へと避難しました。
体育館では,消防の方に講話をしていただきました。過去に起こった災害の規模や被害などをお話ししていただき,生徒たちは地震や津波に対する知識を深めるとともに危機感をもつことができたと思います。また,教頭先生からもご自身の経験をもとにしたお話があり,考えさせられることの多い訓練となりました。
2023年05月19日(金)
ソクラテスミーティング
5月18日(木)5・6限目,本校2年生の総合的な探究の時間(本校ではホエールタイムという名称)にソクラテスミーティングが行われました。
2年生は総合的な探究の時間に,徳之島に関することや自分の興味のあることの課題研究を行っています。また,ソクラテスミーティングとは,少人数・対話型の講話会のことです。
今回のソクラテスミーティングでは,生徒が決定した探究課題に詳しい各分野の専門家の方,9名に徳之島高校にお越しいただきました。
専門家の方々に各ブースにわかれていただき,少人数での講話をしていただきました。
今回知り得た貴重な知識をもとに課題研究をスタートさせ,フィールドワークや実験・開発を行い,一年間の成果を三学期に発表することになります。生徒たちの成果の発表はもちろんですが,生徒自身の成長もとても楽しみです。
最後に,講話をしてくださった9名の専門家のみなさま,本当にありがとうございました。
2023年05月19日(金)
3年学級弁論大会
5月18日(木)に3学年の学級弁論大会が行われました。
生徒自身が日頃感じていることを文字に書き起こし,学級の友人たちに思いや考えを論じている姿をみると,いろいろと思いを馳せながら生活をしているのだと感じることでした。
22日には,学年弁論大会。
そして,その代表が,文化祭で発表することになります。
↑1組
↑2組
↑2組
↑3組
3年生の学級代表
3年1組:福井和華さん
3年2組:杉山聖捺さん,原愛真さん
3年3組:徳山龍海さん
2023年5月17日
2023年05月17日(水)
令和5年度 生徒総会
5月16日(火),本校体育館に全校生徒が集まり,生徒総会が実施されました。
生徒会執行部や議長・副議長が中心となり会を進行しました。
生徒会の活動報告や決算報告,今年度の計画の紹介,学校のルールなどについて,調整・追加,部活動の創設の提案が行われました。
【↑生徒会長挨拶】
【↑議長・副議長による進行】
【↑生徒会各委員からの活動計画紹介】
【↑学校のルール調整に関する話し合い】
【↑学校のルール調整に関する発表】
学校のルールについての調整では意見を出すのが難しい場面もありましたが,生徒間で意見を交換し,全体で共有していました。今回の生徒総会は,徳之島高校をより良くしていくための大切な一歩になったと思います。
2023年5月16日
2023年05月16日(火)
令和5年度 教育実習
5月15日(月),本日より本校での教育実習が始まりました。今年度は3名の卒業生が実習を行います。
【実習生紹介】
赤﨑 祐斗さん 教科:美術 大学:佐賀大学 実習期間:2週間
幸多 翼さん 教科:英語 大学:駒澤大学 実習期間:3週間
大窪 伶奈さん 教科:美術 大学:群馬県立女子大学 実習期間:4週間
↑左から,赤﨑さん・幸多さん・大窪さん
全校朝礼前に行われた実習生紹介では,一人ずつ全校生徒への挨拶を行いました。3名ともワクワクとした表情を浮かべ,それぞれの思いを生徒たちに伝えていました。
生徒たちも先輩である実習生と過ごす時間を楽しみにしていることと思います。是非,お互いに良い刺激を与え合って有意義な時間を過ごしましょう。
2023年5月11日
2023年05月11日(木)
令和5年度 PTA総会
5月11日(木)午後,本校体育館にてPTA総会が行われました。
本校職員と保護者の方々が顔を合わせて学校のことを考えることのできる貴重な機会でした。
PTA総会(全体会)の後には,学年PTA(3年のみ),学級PTAも実施されました。
↑PTA総会(全体会)
↑学級PTA(3年) 学年主任の話や奨学金係からの説明が行われました。
↑学級PTA 各クラスで実施されました。担任と保護者または保護者どうしで情報交換や意思疎通ができたことと思います。
最後に,お忙しい中PTA総会に出席してくださった保護者のみなさま,本当にありがとうございました。
2023年5月10日
2023年05月10日(水)
1・2年学級弁論大会
5月9日(火),7限目に1・2年生の学級弁論大会が各学級で実施されました。3年生は後日実施されます。
今回の学級弁論大会では各学級から1名の代表者が選出されました。
【↑1年1組】
【↑1年2組】
【↑1年3組(A)】
【↑1年3組(B)】
今回選出された代表者は5月22日(月)に学年弁論大会でもう一度発表を行い,学年の代表者を各学年1名決定します。学年代表者は6月17日(土)に開催予定の文化祭内で発表を行います。
グループ内で発表を行い,グループの代表者を決め,生徒同士や先生からの評価を受け,公平に学級代表者を選出していました。発表者は真剣に発表を行い,他の生徒も真剣に聴き,大きな拍手を送っていました。
【↑2年1組】
【↑2年2組】
【↑2年3組】
文化祭で一人ひとりが発表をすることはできませんが,代表者は大勢の人の前で発表をすることができるので,ぜひ頑張ってほしいです。
2023年5月8日
2023年05月08日(月)
令和5年度 前期生徒会各種委員会
5月8日(月),GWも明け通常授業が開始しました。連休明けで学校生活がつらいと感じる人も多い時期ですが,頑張って乗り越えましょう。
さて,本校では本日,令和5年度前期生徒会各種委員会が行われました。この会合には,各委員会の年間計画や目標の確認を通して,委員会活動の活性化を図るという目的があります。
風紀・美化・交通・図書・保健・体育・放送・ボランティア・文化祭実行・総務の10個の委員会が各教室で,委員長・副委員長,顧問の先生を中心に話し合いを行いました。
徳之島高校での生活をより充実したものにできるよう,委員長や委員会を中心に全員で協力していきましょう。
2023年5月2日
2023年05月02日(火)
令和5年度 高校総体壮行会
昨日5月1日(月),本校の体育館に全校生徒が集まり,高校総体壮行会が実施されました。
初めに,生徒会長から激励のことばがありました。部活動生を初め,全校生徒が力を貰えたことと思います。
次に校長先生からも情熱的な激励のおことばがありました。
最後に各部の主将が決意表明を行いました。
テニス部
男子バレーボール部
女子バレーボール部
サッカー部
卓球部
男子バスケットボール部
弓道部
空手道部
野球部
各部,それぞれ力強い決意表明でした。
日頃の成果を十分に発揮し,悔いやけがを残さずに帰ってきてください。
2023年5月1日
2023年05月01日(月)
黒砂糖祭 徳之島高校音楽部出演
令和5年4月29日(土)に畦プリンスビーチで開催された「黒砂糖祭~奄美群島日本復帰70周年記念~」に,徳之島高校の音楽部が出演しました。
なお,黒砂糖祭では演奏をするだけでなく,徳高音楽部が総合司会も務めました。
総合司会は,3年生4名で担当しました。
音楽部演奏の様子
最後のお楽しみ抽選会は,総合司会の4名と運営に携わられた重役の皆さまと協力をして実施しました。
歓声が飛び交い,明るい雰囲気で祭は閉じられました。
今年も実りある1年になりますように!
2023年4月14日
2023年04月14日(金)
3学年施設訪問
4月14日(金)に,3学年は,施設訪問が行われ,「日本マルコ」「徳之島コーラル」「南西糖業(伊仙工場)」「にしかわ酒造」に行ってまいりました。
この施設訪問は,生徒たちに地元企業のことをもっと知ってほしいという思いから,今年度初めて実施しました。
どの企業も全国的に活躍していますが,生徒たちにとって知らない企業もあり,新たな知識を得ることができ充実した時間になっていました。また,大学卒業後には,ここで就職をしたいという生徒もいて将来を楽しみに思うことでした。
ご多忙の中,受け入れを承諾してくだいました企業の皆様ありがとうございました。
↑南西糖業【伊仙工場】(砂糖の製造並びに,加工販売等)
↑徳之島コーラル(珊瑚を使った製品(石板,肥料)の製造など)
↑ にしかわ酒造(酒造会社。「島のナポレオン」主商品に展開)
↑日本マルコ(最先端テクノロジーを取り入れた製品の製造)
↑徳之島高校(伊仙農業校門前)
2023年4月13日
2023年04月13日(木)
令和5年度ホエールタイム(総合的な探究の時間)コーディネーター募集について
本校の令和5年度ホエールタイム(総合的な探究の時間)コーディネーターを募集します。
希望される方は下記のアドレスからハローワークを通じて御応募ください。
2023年4月12日
2023年04月12日(水)
部活動紹介
4月11日(火)に1年生を対象に文化系,体育系の部活動生が演舞,動画等で活動内容をアピールしました。今年も多くの1年生に部活動に入部してもらい,文武両道の徳高生活を送ってもらいたいです。
2023年04月12日(水)
2,3学年オリエンテーション
新学期を迎えた新2.3年生が武道館でオリエンテーションを行われました。新しい学年で1年間を過ごすにあたり必要なことを各学年主任が伝えました。
2023年04月12日(水)
対面式・徳高ダイヤリーガイダンス
4月11日(火)に本校体育館で,対面式,徳高ダイヤリーガイダンスが行われました。
対面式では,全校生徒245人が体育館に集まり,生徒会長の太山 颯君が新入生に挨拶をし,教頭先生が「挨拶,勉強と部活の両立,お互いを守り助け合うこと」の大切さを話してくれました。
徳高ダイヤリーガイダンスでは,忙しい毎日の中で,一日一日目標を定めて行動するために手帳を活用してほしいと地頭所先生が話してくれました。
2023年4月7日
2023年04月07日(金)
第18回 入学式が行われました
あいにくの天気の中でしたが,4月7日(金),令和5年度第18回入学式が挙行され,真新しい制服に身を包んだ新入生82人が,徳之島高校の一員となりました。
今年度からは入場制限も緩和し,多くの保護者,来賓の方々に見守られながら新入生の入学が許可されました。
校長式辞では,「自己発見を大切にしてほしい。そして,自己発見の大きなきっかけは,新しい出会いである。だから,出会いを大切にしてほしい」と新入生に向けてエールが送られました。新入生代表宣誓では,自覚と誇りをもって徳之島高校での生活を送りたいと希望に満ちた入学宣誓がなされました。
新入生の皆さんの入学を心待ちにしていました。これから始まる高校生活,共に学び,共に笑い,高め合っていきましょう。
2023年4月6日
2023年04月06日(木)
新任式,始業式がありました!
4月6日(木)より,16人の先生を新たに徳之島高校に迎え新年度がスタートしました。
新任式では,校長先生をはじめ新任の先生方が,徳之島の印象や抱負を話してくれました。
校 長 上田 勇一 先生
数 学 日比 誠 先生
理 科 澤田 智子 先生
連尺野 沙妃 先生
保健体育 山下 裕人 先生
瀬戸口 僚 先生
英 語 上村 昭太 先生
農 業 政所 優作 先生
商 業 中原 智美 先生
事務長 渡口 こずえ 先生
事務主事 前花 星南 先生
図書補助員 本田 亜希子 先生
書 道 屋 重成 先生
大島養護学校 徳之島支援教室
小野 誉裕 先生
永田 真巳 先生
池田 雛子 先生
始業式では,上田校長先生が徳之島高校の校訓にふれ,人を敬う気持ち,目標設定の重要性について話をされました。その後も,進路指導部,生徒指導部から諸連絡があり,校歌斉唱を行いました。
新学期,新クラスと新しいスタートをきった新2,3年生。これからの学校行事や生徒の成長を見守っていきたいと思います。
2023年4月5日
2023年04月05日(水)
入学式の連絡について
4月7日(金)実施の入学式についてご連絡いたします。
・日程 令和5年4月7日(金)
8:30~8:50 受付(武道館)
9:30~ 式典開始
※駐車の際は,中庭,弓道場側駐車場から停めてください。
2023年3月22日
2023年03月22日(水)
合格体験を聞く会
卒業した先輩たちからの「合格体験を聞く会」が開かれました。
4年制大学志望者と就職・専門学校・短大志望者向けの2つの会場に分かれて実施されました。
先月卒業したばかりの先輩たちが,後輩たちに自分たちの経験を伝えるために忙しい中,来校してくれました。
合格をつかみ取るまでに,志望校選定の仕方や受験に向けてのアドバイス,また,合格の秘訣など苦労したことや気を付けたことの話があり,後輩たちにこれから残りの高校生活を送るうえで大切だと思うことを伝えてくれました。
身近な先輩たちからの言葉に,在校生たちもしっかりメモをとりながら,一生懸命耳を傾けていました。
2023年3月20日
2023年03月20日(月)
春休みを迎えるにあたって
もうすぐ春休みを迎えます。春休みは環境の変化に伴い,様々な不安などを抱えるかもしれません。鹿児島県では,「かごしま教育ホットライン24」や「かごしま子供SNS相談・通報窓口」等の各種相談窓口を設けています。悩みがあれば気軽に相談してください。そして保護者の皆様へ,子供のスマートフォンの利用についてフィルタリングの設定や家庭内ルールの設定などをお願いいたします。
また,文部科学大臣から生徒向けと保護者向けのメッセージが配付されています。これらの詳細につきましては,下記のファイルをご確認ください。
文部科学大臣メッセージ(中学生・高校生用)[PDF:257KB]
文部科学大臣メッセージ(保護者・学校関係者等用)[PDF:247KB]
保護者の皆様へのお願い(フィルタリング広報)[PDF:692KB]
2023年3月16日
2023年03月16日(木)
合格者説明会が行われました
3月15日(水)の11時に合格者発表が行われたところですが,その日の午後より,合格者説明会が実施されました。
合格を知らせを受け晴れやかな表情の中,学校生活の過ごし方や,手続きの仕方等について説明を受けていただきました。
4月から徳之島高校の一員となられる皆さん。
充実した学校生活になるように,大きな夢や希望をもって様々なことにチャレンジして行きましょう。
心より入学をお待ちしています!
2023年3月15日
2023年03月15日(水)
トップをねらえ
本校の校長である玉利博文先生が,今年度ご退職ということで,在校生に向けて「退職記念講演:徳之島高校生に向けた校長からのメッセージ」を実施しました。
玉利校長の教科の専門は数学で,大学卒業後すぐに教壇に立ち,38年間という年月を,生徒のため,学校のため,地域のため,保護者のためにと,お力を注いで来られました。
そして,最後の場所として,徳之島高校で2年間を過ごされました。
講演では,数学に興味をもったきっかけや,教員を目指したきっかけやなどのご自身の体験談,また,学習への向き合い方,徳之島高校の魅力や生徒の秘めた可能性について話をしてくださいました。
50分という短い時間でしたので伝えたいことの一部ではあったかと思いますが,玉利校長の思いは生徒たちにしっかりと届き,生徒たちは,夢や目標に向かって邁進できる大きな力をもらったようでした。
そして,「教員生活の最後が徳之島高校で本当によかった」と話をされ,この2年間が校長にとって,かけがえのない濃密な時間であったことを感じることでした。
38年間の想いを込めた記念講演,本当に有難うございました。
2023年03月15日(水)
ESD遠隔会議実施
本日、ESD遠隔会議が実施され、1学年の総合的な探究学習の成果を発表する機会がありました。参加高校は本校の他、三重県立尾鷲高校、広島修道大学ひろしま協創高校です。
広島修道大学人文学部永田成文先生のご指導の元、それぞれの学校、生徒たちの総合的な探究活動の成果を発表し、お互いのブラッシュアップにつなげることができました。
本校の発表グループ以外の生徒たちも、地域資源がそれぞれ異なる環境の他校の発表に大いに刺激を受けたようです。
この経験が2年生でさらに本格化する総探活動を深化させてくれるものと期待しています。
参加校の皆様、講評を頂いた先生方ありがとうございました。
2023年3月13日
2023年03月13日(月)
3学期クラスマッチ
3/10(金),今年度最後のクラスマッチが行われました。
競技種目は,男子はサッカー,女子はバスケットボールでした。晴天にも恵まれ,絶好のクラスマッチ日和の中,競技も応援も白熱した試合が繰り広げられました。
【男子サッカーの様子】
【女子バスケットボールの様子】
【試合結果】
〇男子サッカー優勝:2-1
〇女子バスケットボール優勝:2-3A
2年生が優勝を独占しました。学年を越えて和気あいあいとクラスマッチを楽しむ姿は,とても微笑ましく感じました。
これからも,クラス・学年で力を合わせて,勉学やスポーツ,文化活動に打ち込んでほしいと思います。
2023年3月9日
2023年03月09日(木)
徳高空手道部 全国大会へ!~壮行会~
3/23~25に福岡市総合体育館で行われる第42回全国高等学校空手道選抜大会出場を前に,本校空手道部10名の壮行会が行われました。
玉利校長と生徒会長から激励の言葉が送られた後,永多主将が代表して全国大会への意気込みを語りました。応援よろしくお願いします!
2023年3月1日
2023年03月01日(水)
第15回卒業式 答辞
答 辞
冬の寒さも和らぎ、日差しの暖かさに春の訪れが感じられる今日、私たち3年生88名は卒業の日を迎えました。本日、ご多忙の中ご臨席を賜りましたご来賓の皆様、校長先生をはじめ諸先生方、保護者の皆様、在校生の皆さんに卒業生一同、心よりお礼申し上げます。
真新しい制服に身を包み、徳之島高校の門をくぐったあの日から、早くも3年の月日が経ちました。初めて出会う仲間たちと共に、きれいな海の見渡せる4階の教室で、私たちの高校生活は始まりました。卒業証書を手にした今、たくさんのことを学び、経験してきた今日までの3年間の思い出がだんだんと蘇ってきます。
入学したばかりの1年生の頃は、何もかもが初めてで、慣れないことばかりでした。そんな中でも、少しずつ高校生としての自覚を持ち、新しくできた友達と一緒に、毎日の学校生活を楽しく過ごしました。
そして2年生になり、文系、理系、系列に分かれ、より自分の進路に沿った授業を受けるようになりました。部活動や生徒会活動など、様々な場面で学校の中心的存在となり、1年前よりも大きく成長することができました。あっという間に時間は流れ、気づけば3年生になり、徳之島高校で過ごすのも残り一年。すべての行事に「最後の」という言葉がつくようになりました。
私が一番心に残っていることは、最後の文化祭です。保護者にご来場いただき、文化会館で開催するというのは、私たち3年生にとって最初で最後でした。そのため、どのような形の文化祭になるのかを想像しながら準備する時間は、とても不安な気持ちでいっぱいでした。そして当日、3年生が務める司会の声で文化祭が始まり、文化祭実行委員をはじめ、全員が主役、全員が脇役となり、表舞台でも裏方でも協力し合いました。自分の役割を全うし、楽しむことで、さらに観客にもその楽しさの輪が広がり、会場全体が笑顔で溢れていたあの光景は、3年生が中心となって作り上げたものだと思っています。文化祭が終わった後も、会場で友達と写真を撮り、思い出を残す人がたくさんいました。そんな中、2年生の一人が、「もう一回同じ文化祭をしたい。」と言っていたのを、私はずっと忘れられません。その一言がその日の文化祭のすべてを表していると思うと、言葉に表しきれないほど嬉しかったです。『これが徳高生だ』、と誇りに思う文化祭でした。
晴天の空の下、白熱した体育大会では、どの競技でもクラスの垣根を越えて、みんなで声援を送り合いました。3年生が自分たちで振り付けを考えたフォークダンスや、きつい練習を共に乗り越えた部員と再び団結して走った部活動対抗リレーなどもありました。優勝は逃したものの、体育大会が開催されたあの日、笑顔が一番輝いていたのは、私たち3年生だったと思います。
その他にも、たくさんの行事がありました。実施が危ぶまれた修学旅行。友達と美味しいものを食べたり、お土産を買ったりして、観光を楽しみました。部活動では、どんなにきつい練習も先輩や後輩、同級生の仲間たちと切磋琢磨しながら乗り越え、かけがえのない時間を過ごしました。また、総探活動やJALプログラムでは、自分たちの住む徳之島の魅力を、再確認、再発見し、自分の視野を広げることができました。3年間、徳之島高校でしか味わえない経験をすることができました。
これらの活動を終え、私たちを待っていたのは受験でした。進学する人、就職する人様々でしたが、一人ひとりが真剣に自分の進路と向き合い、朝早くに登校して勉強したり、授業が終わってからも放課後教室に残って、小論文や面接対策などをしたりしました。受験の日が近づくにつれ、次第に焦りが出てきたり、これまでやってきたことが正しかったのか不安になったりして、暗い気持ちが続く毎日でした。しかし、まわりを見ると、同じように受験対策に励んでいる友達がたくさんいました。あと少し、もう少し、夢を叶える場所に辿り着くために諦めず頑張るみんなを見て、きつい思いをしているのはみんな一緒だ、と自分を奮い立たせ、受験を乗り越えることができました。その頃、3年生の教室や廊下には、「お疲れ様。あと少し頑張ろう。」とお互いに励まし合う人や、「大丈夫、落ち着いて。気をつけていってらっしゃい。」と、これから試験に向かう仲間にエールを送り、苦しい時期を共に乗り越えようとする人がたくさんいました。中には、思い通りの結果にならず涙を流した人もいました。それでも仲間が合格した時には、みんなで「おめでとう」と喜びを分かち合いました。受験生として過ごした一年間は、最後まで自分たちらしい一年間でした。
何といっても、私たちはコロナウイルスに翻弄されてきた「コロナ世代」の一員です。入学してすぐに休校になり、学校へ行くこともできず、日常生活において常に見えない敵と戦ってきました。思い浮かべる友達の顔はほとんどがマスク姿です。しかし、そんな逆境を跳ね除ける我慢強さを私たちは身に付けてきました。下へ下へと強く根を張る雑草のように、思い通りにならない毎日にじっと耐えてきました。また、3年生は、一人一人に個性があり、十人十色のその個性が輝くことでカラフルな色の花を咲かせることのできる88人です。前向きに発想を転換し、どんな困難にも立ち向かい、自分たちで考え行動することを大切にしてきました。1年生の時に、オンラインで文化祭を開催したのも、その一つです。誰かと直接会うことを制限されていた私たちでしたが、距離をとりながらも、ずっと繋がり続けてきました。だから、授業中に誰かの冗談でみんなが笑ったり、昼休みや放課後にたわいもない話で笑ったりと、毎日3年生の教室には、いつもマスクに邪魔されないくらいの笑顔が溢れていました。徳之島高校で私たちが過ごした毎日は後にも先にもない私たちだけの青春そのものです。常に前を向いて進んできた私たちなら、この先どんな辛いことや苦しいことが待っていてもきっと乗り越えられるはずです。
在校生の皆さんには、『どんな壁が立ちはだかっても前を向いて少しずつ進めば、必ず道は開ける』ということを伝えたいです。そして、徳之島高校でしかできないことをたくさん経験してください。在校生の皆さんが、徳之島高校の良き伝統を受け継ぎ、さらに島の方々から応援されるこれからの徳之島高校を創り上げてくれることを応援しています。
また、今日まで私たちを支え、時に優しく時に厳しくご指導してくださった先生方。先生方のおかげで私たちは毎日充実した学校生活を送り、自分たちの夢を見つけることができました。先生方から教わった一つ一つのことをしっかりと胸に、島立ちをしてからも立派な大人になれるよう精進してまいります。本当にありがとうございました。
そして、どんな時も私たちの一番の味方でいてくれた家族。私は3年生になってから、進路のことで何度も親とぶつかりました。口をきかず、朝黙って家を出ていく日もありました。それでも、毎日朝早くからお弁当を作り、笑顔で学校に見送ってくれました。また、オープンキャンパスに連れて行ってくれたり、大学の資料を見ながら一緒に悩んで話を聞いてくれたりと、最後まで私の夢を応援してくれました。落ち込んでいる時には励まし、そっと背中を押してくれた家族には感謝の気持ちでいっぱいです。きっと他のみんなも同じように、三年間たくさん家族に支えられてきたと思います。時々、反抗したり、迷惑をかけたりしましたが、無事に卒業の日を迎えることができたのは家族のおかげです。卒業後、私たちはほとんどの人が島立ちをします。これから先もまだまだ家族にお世話になると思いますが、少しずつ恩返しができるよう、夢に向かって頑張ります。これからも温かく見守っていてください。
これから私たちは自分たちの足で新たな道へと進んでいきます。大きな壁にぶつかることもあると思いますが、そんな時はこの徳之島高校で共に過ごした仲間を思い出し、三年間で得た学びや経験を糧にして力強く前に進んでいきます。最後になりますが、今日まで私たちにたくさんの愛情を注ぎ、応援してくださった全ての方々、そして私たちを育ててくれた徳之島高校に心から感謝するとともに、徳之島高校のさらなるご発展を祈念し、答辞といたします。
令和五年 二月 二十八日 卒業生代表 牧園 優奈
2023年03月01日(水)
第15回卒業式 送辞
送 辞
頬を伝わる風が和らぎ,日ごとに春めいてくる今日この良き日に,徳之島高校を旅立たれる卒業生の皆様,ご卒業おめでとうございます。在校生一同,心よりお祝い申し上げます。
今,先輩方はたくさんの思い出が詰まった徳之島高校での三年間を思い出すとともに,新生活への夢や希望を胸に卒業証書を手にされたことと思います。二年前,緊張や不安でいっぱいの私たちをあたたかく迎え入れてくださり,学校生活や部活動でたくさんのことを教えてくださいました。先輩方は,学校生活のあらゆる面で私たちの手本となる頼もしい存在でした。先輩方が1年生の頃,新型コロナウイルス感染症拡大のために入学してすぐに休校となり,また,2年生になってからも文化祭や体育大会,更には修学旅行までもが例年通り行われない等,思い描いていた高校生活ではなかったかもしれません。そんな状況下でも,先輩方は率先して行事を工夫し,盛り上げ,互いに力を合わせることで多くのことを成し遂げられました。また,部活動を引退されると,自分たちの進路実現に向けて気持ちを切り替え,日々勉学に励む前向きな姿を私たちに示してくださいました。先輩方の背中は,私たちの目標でした。
特に私は,文化祭と体育大会が印象に残っています。文化祭では,先輩方がクラス一丸となって作り上げた,劇を披露してくださいました。先輩方の,皆を楽しませようと役になり切っている姿,そしてダンスを踊る時の明るく楽しそうな表情はとても輝いており,私たちの目に焼き付けられました。どのクラスの劇も,先輩方の青春が詰まった素敵な作品でした。
また,体育大会では,すべての競技に全力で取り組み,頑張る仲間を応援する先輩がたくさんいました。そのため,私たち1,2年生は,3年生に勝って優勝したいという意識が高まりました。競技を妥協せず懸命に取り組む姿はもちろんですが,会場設営や片付けでも率先して動く姿は,私たちの模範となるものでした。私が体育大会直前のハプニングで靭帯を損傷してしまった時には,3年生の先輩方の多くが「大丈夫?」,「次があるから」と落ち込んでいた私を慰めてくださり,先輩方の優しさに私はとても救われました。
そして,ともに互いを高め合った部活動では,部の中心として,どうすれば部活動がより良いものになるだろうか,部員が一体となって活動できるか等を常に考えて行動されていました。私たちが困ったときには相談に乗ってくださったり,助言をくださったりと,部全体,そして部員一人ひとりのことを考えながら行動されていたのを今でも鮮明に覚えています。日々努力を積み重ね,県大会や全国大会で徳之島高校の名を背負って共に戦って来た先輩方。その姿を私たちはいつも側で見て来ました。そんな先輩方に少しでも近づけるよう,私たちはこれからも日々の練習に懸命に取り組んでいきます。また,部活動以外の場でも部活動がない日や,一緒に行った遠征先での自由時間等,今振り返ると先輩方と共に過ごした時のことが多く思い出されます。先輩方との思い出は私たち在校生だけではなく,先輩方の心の中にも残っているならば喜ばしい限りです。
現在,徳之島高校では,1,2年生で「Let's think」という学校をよりよくするための一つの提言を掲げています。これには徳之島高校のため,皆のため,そして自分のために,「考える」という意味が込められていますが,先輩方が当たり前に行ってきた「考える」ということがいかに難しいか日々実感しています。先輩方の姿を手本としながら私たち在校生は,これからの徳之島高校を作っていきます。そして,時には優しく,時には厳しく常にリードしてくださった先輩方は,いつまでも私たちの心の支えであり,徳之島高校の誇りです。徳之島高校を旅立たれてからも,新天地での新しい生活の中でも「徳高プライド」を忘れないでください。そして時には,懐かしい母校を訪れ,元気な姿を見せてください。再び会える日を楽しみにしています。私たち在校生は,先輩方が築き上げてこられた素晴らしい伝統を受け継ぎ,これからも精一杯精進してまいります。
最後になりましたが,卒業生の皆様のご活躍とご健康をお祈りし,送辞といたします。
令和五年二月二十八日 在校生代表 太山 颯