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2025年4月18日
2025年04月18日(金)
1日遠足
4月18日(金)は1日遠足でした。
雨のため,校内での1日遠足となりましたが,生徒たちはとても楽しそうに過ごしていました。
これからの行事は天気に恵まれ,行事が予定どおりに実施できることを心から願うばかりです。
2025年4月17日
2025年04月17日(木)
対面式,部活動紹介
4月10日(木)に対面式と部活動紹介が行われました。
全学年が体育館に集まり,新年度がスタートしたのだと実感しました。
部活動紹介では,一緒に部活を頑張ってくれる仲間を集めるために,全ての部活動が一生懸命アピールしていました。
是非,1年生にも熱中できる部活動を見つけてもらい,多くの人が入部し,活躍してくれることを期待しています。
2025年4月8日
2025年04月08日(火)
第20回入学式
暖かな春の陽気に包まれた本日4月8日(火),第20回入学式が挙行されました。
普通科40人,総合学科32人の計72人の新入生が温かい拍手に迎えられ,新たに徳之島高校の一員となりました。
式辞では,「今日から始まる高校生活を実り多いものにするために,『自分を大切にする』とはどういうことかをよく考えて,自分らしく輝くと同時に,その輝きを人に与えられる人になってほしい」と,校長から激励の言葉が伝えられました。
新入生代表宣誓では,「徳之島高等学校の第20期生としての自覚と誇りをもって学業や諸活動に励みたい」と,力強い意気込みが語られました。
音楽部と職員による校歌紹介もありました。
式終了後は各クラスにて最初のLHRが行われ,クラスメイトや担任団と顔を合わせ,笑顔を浮かべる新入生の姿が見られました。
また,午後からは本校の女子寮である若竹寮への入寮式も行われました。
同級生や先輩たちとの共同生活も,きっと高校生活に彩りを与えてくれるものになると思います。
新入生の皆さん,改めてご入学まことにおめでとうございます!皆さんのご入学を,徳之島高校生徒・職員一同,心待ちにしていました。
新しい環境に不安もあるかと思いますが,徳高の頼もしい先輩たちと一緒に,これからたくさんの経験をして,たくさんの思い出をつくっていきましょう!
保護者の皆さま,今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
2025年4月7日
2025年04月07日(月)
新任式・表彰式・始業式が行われました。
4月7日(月)に,令和 7年度新任式・表彰式・始業式が行われました。
新任式では、9名の先生方からお一人ずつ挨拶がありました。
教頭 永盛 光国 先生
理科 山元 祐希 先生
芸術科(音楽) 幸多 優 先生
芸術科(美術) 塩川 伸子 先生
外国語科 内園 大智 先生
農業科 井ノ上 雄二 先生
事務部 加藤 秀稔 先生
図書補助員 江尻 麻弥乃 先生
特別支援教室 井料 ひろみ 先生
9名の先生方に加え,理科の下野 加納 先生を含めた10名の先生方が徳之島高校に新しく赴任してくださいました。
今年1年,よろしくお願いします。
新任式後は,表彰式が行われました。
徳之島町地域ボランティア活動20回達成 2年1組 佐多 洵太 さん
実用英語技術検定準1級 3年1組 仲 一行 さん
2人がこれまでコツコツと頑張った結果が実を結び,とてもうれしく思います。
周りの生徒も良い刺激を受け,徳高生が益々活躍することを期待しています。
表彰式後は始業式が行われました。
校長先生の講話では,表彰を受けた2人の活躍をたたえるとともに,「将来のために何か自分が頑張った証明(武器)を身につけてほしい。」
「努力し続ければ必ず成長できるので,努力する力を身につけてほしい。」とお話がありました。
また,交通安全(命)の大切さと時間を守ることの大切さについても話がありました。
今年1年,みんなが健康であり,様々な場所で活躍してくれることを期待しています。
2025年4月2日
2025年04月02日(水)
令和6年度修了式・離任式
3月25日(火),修了式・離任式が行われました。
【修了式】
校長先生は,「大きな事件や事故があってからでは遅いのでくれぐれも交通安全に気をつけ,健康・体調管理に努めて4月から良いスタートをきれるようにしよう」,進路指導部からは,「JALのロゴマークになっているタンチョウを例に,目に見えないものを考える想像力を勉強によって養ってほしい」,生徒指導部からは,「規則正しい生活を送り,今日という日を大切にできることをしていってほしい」,保健部からは,「健康面では,体調を崩さないように【もうしてますか?】を,交通に関しては【だろう運転ではなく,かもしれない運転】を意識して時間に余裕をもって生活してほしい」と話をされました。
【離任式】
転退職される先生方に御挨拶をいただきました。生徒たちへの感謝の気持ちや思い出話を交え,限られた時間の中で最後の御指導をしていただきました。生徒会長から,先生方お一人おひとりに対して感謝の思いを言葉に込めて伝えており,転退職される先生方も笑顔で応えていました。最後に代表の生徒たちが先生方へ花束を送り,卒業生も含めた生徒全員で花道をつくり送り出しました。
転退職される11名の先生方,これまで徳之島高校のためにご尽力いただき本当にありがとうございました。先生方の新天地での益々のご活躍を生徒,職員一同心より願っています。
2025年3月25日
2025年03月25日(火)
令和6年度 3学期クラスマッチ
3月24日(月),今年度2回目のクラスマッチが実施されました。今回は男女ともにバレーボールを行いました。
今年度最後の行事ということもあり,先生方も交えて各クラス楽しみながら精一杯頑張りました。
結果は以下の通りです。
【男子】
1位 1年2組(よねくランド)
2位 2年2組
3位 2年3組B
【女子】
1位 2年3組(キラメロ)
2位 1年1組(さき)
3位 1年1組(さやか)
4月からは新しいクラスになりますが,最後に最高の思い出ができたことだと思います。みなさん,お疲れ様でした。
2025年3月19日
2025年03月19日(水)
合格体験を聞く会
3/19(水)の6限目に,3月に卒業し,進学・就職でそれぞれ合格や内定した3年生による「合格体験を聞く会」が行われました。
「4年制大学」,「就職・短期大学・専門学校」に分かれ,1・2年生は自分の希望する進路に合わせてそれぞれの合格体験を聞きました。
それぞれの会場で,司会者が代表者に質問し,その質問に対して自分の受験体験を語っていくパネルディスカッション形式で会が進行していきました。
【就職・短期大学・専門学校】
【4年制大学】
就職・短期大学・専門学校進学の卒業生からは,「進路先を早く決めることで目標が明確になり勉強に集中できる」,「様子や雰囲気を見たり感じたりするだけでも試験を受けるときに気持ちに余裕がでてくるのでオープンキャンパスや職場見学に行ったほうがよい」,「自分がやりたいことが就職した場所でできるのか,進学した先でどれだけ資格がとれるのかを決め手にした」という話があり,4年制大学に進学した卒業生からは,「生徒会活動や総合的な探究の時間でしていたことが受験のときに役に立った」,「部活の後,机に座って少しでも勉強する習慣を1年生の頃から行っていた」,「スマホについて,家族に預けたり,使用できる時間を制限するアプリを入れたりして,できるだけ触らない環境をつくった」という話がありました。
今回の会を通して,1・2年生の皆さんは,自分の進路について考えを深める良い機会になったと思います。話を聞いて実践できそうなことを1つでも見つけて,明日から取り組んでみてください。
また,代表者として話をしてくれた卒業生の皆さん,本日は1・2年生のために貴重な話をありがとうございました。皆さんのそれぞれの進学・就職先でのさらなる活躍を期待しています。
2025年3月14日
2025年03月14日(金)
大阪万博出展企業による出前授業
3月13日(木),総合的な探究の時間において1年生を対象に「大阪万博出展企業による出前授業」を実施しました。
講師としてTOPPANホールディングス株式会社の方々にお越しいただき,総合学科と普通科の2回に分け,それぞれ110分間の授業を行っていただきました。
はじめに大阪万博やTOPPANホールディングス株式会社についてご説明いただき,授業中盤では「身近なパッケージ及びリサイクルに関して ・オムツリサイクルに関して」という講義をしていただきました。生徒たちが実際の商品を手に取りながら話し合う場面もみられました。授業終盤では「オムツのリサイクル品を考えよう」という題材でグループワークを行い,グループごとに商品・キャッチコピーを具体的に考え,発表まで行いました。生徒たちは楽しみながら意見を出し合い,思い思いの商品を発表していました。講師の方々からもコメントをいただき,柔軟に意見を出し合う大切さやアイデアを形にすることの難しさを学びました。
今回の授業では,日本や世界が抱えている課題とそれに対して実際に企業が行っている取り組みの一例を知ることができました。また,課題解決に向けた活動を体験することができ,2年次からの総合的な探究の時間での活動に大きく影響をもたらしてくれる機会となりました。
講師のTOPPANホールディングス株式会社の皆様,お忙しい中お越しいただき誠にありがとうございました。
2025年3月4日
2025年03月04日(火)
卒業式【答辞】
答 辞
暖かい日の光が降り注ぎ、春の風を感じる今日、私たち三年生八十四名は卒業の日を迎えました。本日、お忙しい中、ご臨席を賜りました御来賓の皆様、校長先生をはじめ、諸先生方、保護者の皆様、在校生のみなさんに卒業生一同心より御礼を申し上げます。
今思い返してみると、徳之島高校で過ごした三年間はあっという間でした。合格発表を待っていた三年前、不安で胸がいっぱいでしたが、合格したと知った時の喜び、そして、入学式の日、真新しい制服に袖を通した時の高揚感を、今でもはっきりと覚えています。あれから早くも三年の月日が流れ、卒業証書を手にした今、この学び舎で過ごした三年間の思い出が鮮明に蘇ってきます。
入学したばかりの頃は何もかもが初めてで不慣れなことばかりでしたが、中学校よりも長い授業時間と新しい教科の授業を受けていくうちに、徳高生という自覚がわいてきました。それからは、中学校からの同級生や高校でできた新しい仲間と共に努力し、壁を乗り越えながら学校生活を過ごしてきました。
そして、二年生になり、文系・理系・系列に分かれ、自分の将来を考えて、進路に沿った授業を受けるようになりました。そして、顧問の先生のご指導の下、仲間とともに日々の練習に励んだ部活動や生徒会活動など、高校生活のあらゆる場面で中心的存在となることが多くなり、一年前よりも大きく成長しました。そして、あっという間に三年生になり、徳之島高校という学び舎で過ごすのも残り一年。すべての行事に「最後の」という言葉がつくようになりました。
心に残る行事もたくさんありました。まずは、各学年各クラスが演目を出し合い、毎年大盛り上がりの文化祭です。生徒会の一人として、みんなが楽しめるような文化祭に出来るか不安でいっぱいでした。そんな不安とは裏腹に、オープニングでワンピースのパロディをしたときに、みんなが盛り上がっている姿をみて、うまくいくと確信しました。その後も始終会場の熱気は冷めやらず、徳高生の一体感を肌で感じました。その成功があったのも文化祭実行委員をはじめ、全員が主役となり、表舞台でも、裏方でも、協力し合い一丸となって作り上げたからです。各自が、自分の役割に責任を持ち、全うし、楽しみ、会場全体が盛り上がって、笑顔があふれていた光景は今でも忘れられません。
そして、私が高校生活の中で最も心に残っていることは、体育大会です。体育大会では学科、学級の垣根を越えて学年全体で声援を送り合いながら協力し合い、自分の全力を出して、優勝を目標に競いました。私たちは一年次から優勝を重ね、三連覇を目指すためにさらに団結力を高め、体育大会に臨みました。各学年の誇りをかけた綱引きでの、全員が大きな声援を送りチームを鼓舞する姿はとても印象に残っています。フォークダンスでは、三年生が自分たちで考えた振り付けをみんなが照れながらも楽しそうに踊っていた姿がアルバムの一ページを飾りました。惜しくも私たちにとって、最後の大会の優勝は逃したものの、体育大会が開催されたあの日、笑顔と元気が最もあふれていたのは私たち三年生だったと思っています。
そして、これらの活動を終えた私たちを待っていたのは受験でした。進学する人、就職する人、それぞれでしたが、一人ひとりが、真剣に自分の進路と向き合いました。放課後も学校に残って、多くの先生方に面接指導をしていただいたり、休日にも学校に登校し受験対策に励んだり、とにかく必死でした。受験の日が近づくにつれ焦りも大きくなっていきましたが、周りを見ると同じようにがんばっている仲間が多くいました。仲間たちのおかげで、自ら掲げた目標の達成に向けて、最後まであきらめることなく受験を乗り越えることができました。受験生として過ごしたこの一年間は特に自分を大きく成長させてくれました。徳之島高校で過ごした日々は一生の思い出です。つらいことや苦しいことから逃げずに戦い抜いた私たちなら、この先どんな壁があろうと乗り越えられるはずです。
私たちは体育大会やクラスマッチなどに、学年で力や心を合わせ取り組んできました。その時の体から溢れるエネルギッシュな声や素敵な笑顔、お互いに励ましあいながら乗り越えた姿は私の目に焼き付いています。まるで燃え盛る炎のように周りを照らし、熱狂の渦に巻き込んでしまう、そんな熱くて、笑顔と元気が絶えない三年生でした。キャンバスに命を吹き込むように、一人ひとりが色とりどりの輝きを放ち、その個性を重ね合わせて一致団結してきた三年生でした。これ以上ない仲間たちと出会えたことを、心から嬉しく思います。
昨年末には、大切な仲間である育仁くんとの別れがありました。みんな揃っての卒業はかないませんでしたが、私たちの心の中には、今も育仁くんの笑顔があります。いつも冗談を言って、周りを楽しく明るくさせる育仁くんが、命の大切さや、友達がずっとそばにいることが当たり前ではないということ、今、この一瞬一瞬が奇跡であり、かけがえのないものであるということ、たくさんのことを私たちに教えてくれました。ありがとう。これまでの仲間、これから出会う仲間をずっと大切にしていきたいと思います。そして、育仁くんのお父さんから託された、それぞれの夢の実現に向けて、精一杯がんばっていきます。
一・二年生のみなさん、私たちは先輩としてどのような存在に映っていましたか。みなさんを引っ張っていくには、力不足だったかもしれません。しかし、みなさんの行事や物事に対して向き合うパワーや情熱・素直さは、私たち三年生に勇気と元気を与えてくれました。良い後輩に恵まれ本当に幸せでした。ありがとう。この徳之島高校で多くのことを学び、経験してください。そして、在校生であるみなさんが徳之島高校の伝統を受け継ぎ、よりよい徳高を作り上げていくことを心から願っています。
また、本日まで私たちを支え、時にやさしく、時に厳しく指導してくださった先生方。生徒のことを第一に考え、真剣に向き合ってくださったおかげで、私たちは自分の夢を見つけ、進路実現に向けて努力することができました。生徒のために力を貸してくださった先生方を心から尊敬し、感謝しています。先生方から教わったことを胸に立派な大人になれるよう精進してまいります。本当にありがとうございました。
そして十八年間私たちを見守り、励ましてくれた家族のみなさん、本当にありがとうございます。特に受験生になってからは、焦りと不安でいっぱいになり心配をかけたと思います。学校から帰るのが遅くなり、手伝いができない日もありました。それでも、家に帰るといつも家族が「おかえり」と言葉をかけてくれて、温かい食事を用意してくれていました。いつも早起きしてお弁当も作ってくれました。そして、進路を実現するために様々なことに挑戦させてくれ、最後まで私の夢を応援してくれました。きっと、他のみんなも同じように、時には喧嘩をしたり、弱音を吐いたりしながら家族に支えられてきたと思います。多くの迷惑や心配をかけてきましたが、無事にこの日を迎えることができたのは家族のおかげです。これから私たちのほとんどが、島立ちをします。不安もいっぱいですが、この先も夢に向かって頑張りますので、温かく見守っていてください。
これから私たちは自分たちの足で新たな道へ進んでいきます。大きな壁にぶつかることもあると思いますが、その時は、徳之島高校で仲間と過ごして得た経験や思い出を糧として乗り越えていきます。
最後になりましたが、これまで私たちを支えてくださったすべての方々に心から感謝するとともに、徳之島高校のさらなるご発展を祈念し、答辞といたします。
令和七年 三月 三日
卒業生代表 富本 哲史
2025年03月04日(火)
卒業式【送辞】
送辞
桜のつぼみが膨らみ、うららかな春の香りが感じられるこの良き日に、徳之島高校を旅立たれる八十四人の卒業生の皆様、ご卒業おめでとうございます。在校生一同、心よりお祝い申し上げます。
今、先輩方はたくさんの思い出が詰まった徳之島高校での三年間を思い出すとともに、新生活での夢や希望を胸に卒業証書を手にされたと思います。二年前、緊張や不安でいっぱいの私たちを温かく迎え入れてくださり、それ以来、学校生活や部活動でたくさんのことを教えてくださいました。先輩方は学校生活のあらゆる面で私たちの手本となり、行事では団結し、盛り上げることで、私たち在校生を引っ張ってくれた頼もしい存在でした。最高学年として率先して行動し、後輩たちが悩んでいるといつだって助けてくれた先輩方がいてくれたからこそ、学校行事はいつだって徳高全体を盛り上げるものになっていたと思います。
文化祭のときです。先輩方は進路対策と同時並行して、放課後等に、それぞれの役割をもってクラスの発表準備に取り組んでいました。また、実行委員の運営準備が遅れて困っていたとき、先輩方から「頼ってくれていいんだよ」と声をかけてもらい、夜中まで進行の原稿作成を手伝っていただきました。その助けがあったおかげで、文化祭は進行[A1] することができていたと思います。先輩方は、いつも後輩に目を配り、救いの手を差し伸べてくださったのを思い出します。そして、本番では先輩方が自らの手で制作された動画や、クラス一丸となって作り上げた劇を披露してくださいました。先輩方の、皆を楽しませようと役になりきっている姿、会場全体が一体化して盛り上がっていた歌唱、ダンスを踊るときの楽しそうな表情はとても輝いていて、私たちの目に焼き付けられました。どのクラスの劇も先輩方の青春が詰め込まれた素敵な作品でした。
また、体育大会では、一・二年次に連覇を成し遂げていて、実施された全ての競技において全力で取り組む姿を見せてくださいました。綱引きを初めとして、頑張る仲間のために団結して応援する姿があり、優勝を勝ち取るために学年全体で競技に向う姿がありました。そんな先輩方の姿勢を見て、私たち在校生は先輩方に勝って優勝したいという気持ちが高まり、全力で取り組むことが出来ました。競技に妥協せず懸命に取り組む姿だけでなく、会場設営や片付けも率先して動いていた姿には、先輩方らしい格好よさがあふれ、私たちの模範となるものでした。
ともに互いを高め合った部活動では、部の中心として、自分のことだけでなく私たち後輩のことも視野に入れ、どうすれば活動がより良いものになるだろうか、どうすれば部員が一体となって活動できるか等を常に考えて行動されていました。私たちが困ったときには、優しく助言してくださったり、相談に乗ってくださったりして、部活動全体、そして部員一人ひとりのことを思いながら行動されていたのを今でも鮮明に覚えています。日々努力を積み重ねて、県大会や全国大会で戦ってきた先輩方に少しでも近づけるよう、これからも励みたいと思います。
そして部活動引退後には、自分たちの進路実現に向けて気持ちを切り替えていました。朝早くから教室や自習室で自学自習に励み、放課後、私たちが部活動で汗を流すその間も、遅くまで面接練習や勉学に励む前向きな姿を私たちに示してくださいました。
このような先輩方の背中は私たち在校生の憧れであり、徳高を支える大黒柱のような存在で徳高の象徴でした。瞬く間に過ぎた先輩方との日々は、私たちにとって驚きと感動の連続であり、多くのことを学ぶことができるものでした。それはきっと、二年前に私が入学したばかりの頃から続いていたと思います。初めての高校生活で戸惑っていたときに、先輩に相談すると、「分からないことがあれば何でも聞いてくれ」と連絡をくださったこともありました。そして毎日の挨拶と励ましの声かけ、先輩方の優しい眼差しを感じる日々が今日まで続いています。
これから私たち在校生は、先輩方に近づくために、先輩方の姿を手本としながら徳高を創っていきます。時には優しく、時には厳しく、常にリードしてくださった先輩方は徳高の誇りです。徳之島高校を旅立たれてからも、新天地での新しい生活の中で「徳高プライド」を忘れないでください。そして時には、懐かしい母校を訪れ、元気な姿を見せてください。再び会える日を楽しみにしています。
私たち在校生は先輩方が築き上げてこられた素晴らしい伝統を受け継ぎ、さらに新たな歴史を刻んでいけるように精進して参ります。最後になりましたが、卒業生の皆様の御活躍と御健康をお祈りし、送辞といたします。
令和七年三月三日
在校生代表 森 太陽
2025年03月04日(火)
第17回卒業式
3月3日(月),第17回卒業式が挙行されました。84人の生徒が,保護者・在校生・来賓・先生に見守られながら,この徳之島高校を巣立っていきました。
御来賓の方々,お忙しい中御列席いただき誠にありがとうございました。
卒業式後のホームルームでは,一人ずつ担任の先生から卒業証書を受け取り,クラスメイトや保護者,先生へ感謝の思いを伝えました。先生方からの最後のメッセージを聞く表情は皆真剣でした。ホームルームが終わっても友との別れを惜しみ,記念撮影を行っていました。
今後はそれぞれの道を歩むことになりますが,健康に気をつけ自分らしく人生を楽しんでください。
ご卒業,おめでとうございます。
2025年2月28日
2025年02月28日(金)
高校生のための接遇マナー研修
2月27日(木)に接遇マナー講座を実施しました。
講師には,日本航空奄美支店ふるさとアンバサダーの川澄紘子さんにお越しいただきました。
講座では,CAやJALふるさとアンバサダーとしてのお仕事の内容について説明をいだだきました。
実際にCAとして働かれている方のお話は新鮮で,生徒たちもとても興味津々で聞いていました。
後半には,身だしなみや挨拶,礼法などのマナーについてお話しいただき,実際に礼法の練習を行いました。
生徒たちも,身だしなみや挨拶,礼法がなぜ必要で大切なことなのかを実感した様子でした。
今回の講座で学んだことや感じたことを,学校生活や日常生活で実践し,進路活動や将来に役立ててほしいと思います。
2025年2月26日
2025年02月26日(水)
留学・インターンシップ・交流事業等報告会
2月25日(火)に留学・インターンシップ・交流事業等報告会を実施しました。
今年度も、多くの生徒が海外語学留学や県内外の交流事業に積極的に参加し、その経験や成果を発表しました。
発表を聞くことで、生徒間の良い刺激になりました。
今回の発表会を通じて、今後、多くの生徒が様々な活動に参加し、いろいろなことを経験してほしいです。
徳之島町海外語学留学
1‐2 作城 那奈子、2‐1 金子大耕・頂 壱成
徳之島町インターンシップ教育事業
1‐1 町田 心・永岡 結・永喜 莉亜
アカデミック・インターンシップ
2‐1 太 捺貴
2つの世界自然遺産「奄美・屋久島」自然体験型交流学習事業
2‐3 明和 愛音
アイランダー高校生サミット
2‐1 森 太陽
離島百貨店での徳之島フェア
2‐1 森 太陽・太 捺貴、3‐3 富本 哲史
2025年02月26日(水)
生徒探究活動発表会
2月20日(木)に生徒探究活動発表会が実施されました。
2年生の代表6班がこれまでの総合的な探究の時間(ホエールタイム)で取り組んだことを発表しました。
また,発表班以外の1・2年生が取り組んだ内容のポスターが掲示されました。
発表会には徳之島高校生をはじめ,亀津中学校の2年生や関係機関の方々,多くの保護者が参加してくださいました。
発表1組目 15班「海洋プラスチックゴミから明るい世界へ」
発表2組目 3班「私達の替え唄で徳之島の島口を救う」
発表3組目 4班「とくのしまKitchen~徳之島の魅力を知る自然体験学習を企画しよう~」
発表4組目 11班「琥珀島(こはくとう)~黒糖に新たな可能性を~」
発表5組目 6班「徳之島の犬や猫を〈家族〉という意識に」
発表6組目 9班「徳之島の医療課題の解決に向けて」
全6班の発表を聞き,生徒たちの課題設定の素晴らしさや,課題解決のための取組,今後の展望などがしっかりとまとめられており,
素晴らしかったです。
また,質疑応答では中学生も含め,多くの生徒たちが自主的に手を上げ質問を行う姿が見られ,とても良い発表会となりました。
最後に,指導助言者のお二人から講評をいただきました。
鹿児島大学 法文学部 法経社会学科 准教授 農中 至 先生
「今の時代,答えがあることばかりではなく,社会では考えないといけない。
また,人口も減り,今の当たり前が当たり前ではなくなるかもしれない。そのためにも,探究することはとても大切。」
「探究を行う上で大事なことは,楽しくやること。遊びの延長線のような探究で良いので,楽しくやってください。」
と助言をいただきました。
伊仙町歴史民俗資料館 町誌編纂室 室長 松岡 由紀 先生
1班ごとに助言をいただきました。また,総括として,
「年々,仮説の設定,方法論,発表姿勢などが洗練されてきている。また,徳之島の事柄に触れていることや
質問がクリアでとてもよかった。」
「まとめた結果は,地域や協力してくださった方々にフィードバックしてください。」
「今年一年取り組んだ経験は,必ず役に立つので,これからも武器にしてほしい。そして,島に貢献できる大人になって帰ってきてください。」
と助言をいただきました。
次年度も,様々な視点から探究目標を設定し,楽しく探究活動に取り組んでいきましょう。
2025年2月18日
2025年02月18日(火)
長距離走大会 表彰式
2月7日に実施された長距離走大会の表彰式が行われました。
男女ともに優秀な成績を収めた皆さん,本当におめでとうございます。
男女上位3名は以下の通りです。
男子
1位 櫻木 楓士 (30:06)
2位 久保 友希 (31:05)
3位 崎島 虎真 (31:48)
女子
1位 豊村 美友 (18:46)新記録
2位 名城 空希 (20:45)
3位 内 麻里菜 (20:58)
これからも,様々な活動での徳高生の活躍を期待しています。
2025年02月18日(火)
令和6年度 徳之島高校生徒探究活動発表会について(御案内)
本校の総合的な探究の時間における課題研究の最終成果発表として,生徒探究活動発表会を開催いたします。
本校2学年の選抜された6つの班によるステージ発表や,本校1・2学年及び大島特別支援学校徳之島支援教室によるポスター展示を行います。
日時は令和7年2月20日(木) 午後1時35分から午後3時50分を予定しており,会場は徳之島町文化会館で実施します。
本校の保護者だけでなく,一般の方も参観いただけます。御多用の中恐縮ですが,多くの皆さまに御来場いただき,各班の発表・展示をご覧いただければと思い御案内いたします。
2025年2月10日
2025年02月10日(月)
第18回 徳之島高校長距離走大会
2月7日(金)に徳之島高校長距離走大会を実施しました。
当日は雨が心配されていましたが無事に開催することができました。
太陽が顔を出さず,寒さが厳しい日となりましたが,スタート前の生徒たちからは熱い気迫を感じました。
また,当日は多くの保護者や地域住民の方々の温かい声援が生徒たちの力になりました。ありがとうございました。
途中で体力や気力が切れかける生徒もいましたが,声援が背中を押し,全員が無事にゴールテープをきることができました。
自己の記録や苦しさに打ち勝ち,走りきったことで,一段と大きく成長できたはずです。
この経験をいかし,今後,様々な場所で飛躍してくれることを期待しています。
2025年2月4日
2025年02月04日(火)
ホエールタイム校内発表会
1月30日(木)にホエールタイム校内発表会を実施しました。
本校では総合的な学習の時間を,ホエールタイムと呼び,1年生で活動方法を学び,探究内容を考え,2年生で実際に探究活動を実施し,3年生で考察やまとめを行っています。
今回のホエールタイム校内発表会では,2年生が活動の成果について各グループごとに発表しました。
どの班も面白い内容に着目して研究を行っており,とても素晴らしい発表会となりました。
2年生の皆さん,本当にお疲れ様でした。
来年度は,現1年生が実際に探究活動を行うため,どのような内容で活動するのかとても楽しみです。
2025年1月31日
2025年01月31日(金)
ハンセン病問題啓発講演会
1月28日にハンセン病問題について考え,差別や偏見のない地域社会を目指すことを目的にハンセン病問題啓発講演会を実施しました。
今回の講演会には,ハンセン病家族訴訟原告団「あじさいの会」会長代行 赤塚 興一氏にお越しいただきました。
ハンセン病が長年,当事者やその家族までもを苦しめ,差別されていたという話を聞き,生徒たちも様々なことを感じ考えていました。
また,憶測だけで物事を判断してしまうこともとても怖いことだと強く感じました。
これから先,差別のない世の中をつくるために,一人一人が思いやりを心に生きていきましょう。
2025年1月17日
2025年01月17日(金)
3年生、大学入学共通テスト受験へ向け出発!
1月16日(木)、共通テストを受験する3年生の出発式を行いました。
1月18日、19日に奄美大島の大島高校で行われる大学入学共通テストを受験します。
出発式では、校長先生からの激励の言葉をいただきました。
「緊張することはいいこと。真剣に向き合ってきた証拠です。今までやってきたことを信じて、全力を出し切ってきてほしい。やり切るために一番大事なことは後ろを振り返らないこと。常に目の前のことに集中してください。」
生徒の代表は,「これまで多くの人の力を借りながら力をつけてきました。自分たちのためだけではなく、これから続く1・2年生にもよい影響を与えられるように戦います。そして、今までやってきたことを存分に発揮し、後悔のないように頑張ってきます。応援よろしくお願いします。」と決意を述べました。
また、亀徳新港での出発の際には、多くの保護者にお見送りに来ていただき、激励をいただきました。ありがとうございました。
皆、これまでにできることは全てやってきました。
たくさんの人に力をもらい、徳高の受検生は大海原へ飛び出しました!
2025年1月8日
2025年01月08日(水)
3学期始業式
新年を迎え,1月8日に徳之島高校では三学期始業式が行われました。気持ちを新たに学校生活がスタートし,校内では冬休みの話に花を咲かせ,生徒たちの元気な声と笑顔が絶えない一日となりました。3年生は共通テストまで残りわずかですが,自分を信じて頑張ってください。また,進路の決まった3年生と1・2年生も今年の目標を決め,生活リズムを整え,良いスタートを切りましょう。
2024年12月24日
2024年12月24日(火)
表彰伝達式・第2学期終業式
12月24日(火),表彰伝達式および第2学期終業式が実施されました。
【表彰伝達式】
・第75回鹿児島県高校美術展デザイン部門
優秀賞:明和愛音さん(2-3)
・第35回伊藤園お~いお茶新俳句大賞
佳 作:米 心海さん(2-1)
・第26回南九州市かわなべ青の俳句大会
特 選:太利理美さん(2-3)
・第67回鹿児島県児童生徒作文コンクール
入 選:竹原星良さん(1-2)
永瀬美音さん(2-3)
琉子成美さん(3-3)
受賞された皆さん,おめでとうございます!
【第2学期終業式】
終業式では校長先生より,冬期休業中の過ごし方についてお話しがありました。
・1年を振り返り,「悔いを残す」ことが来年につながること。
・自分のやりたいことをするために,事故に十分気をつけ,体調管理をしっかりと行うこと。
・生活リズムは積み木のように崩すのは一瞬だが,立て直すことは大変であること。
・家族と過ごす時間を大切にすること。
また,受験を控える3年生には,体調管理の重要性とともに,残りの1~2ヶ月について激励の言葉を述べられました。
生徒指導部からは,卒業生との交流のお話しから,伝え方についてのお話しがありました。時や場合に応じて,伝え方や伝える方法・媒体について適切に選べるようにしていきましょう。また,法律を犯す行為はしないよう,今一度心得て生活するようにしましょう。
進路指導部からは,「人間万事塞翁が馬」「禍福は糾える縄の如し」という故事成語から,目先のことで一喜一憂せず,長い目で物事を見ることが大切であるというお話しとともに,冬休み中も油断せず勉学に取り組むことについても伝えられました。
保健部からは,インフルエンザの流行を受けて感染症についてのお話しがありました。「も(黙食)う(うがい)し(消毒)て(手洗い)ます(マスク)か(換気)?」というキーワードとともに,感染症対策の方法や生活リズムを崩さないことの重要性が伝えられました。
休業期間中も体調に注意して,始業式に元気に登校しましょう!
2024年12月18日
2024年12月18日(水)
統一LHR 「交通安全教室」
12月17日(火)6限,交通安全教室が実施されました。
今回の教室は「原動機付自転車の運転について」をテーマに徳之島警察署交通課長 今村太亮 様にご講話いただきました。
高校生はこれからを担う「宝」なのだというお話から始まり,交通事故発生件数が昨年に比べて増加している現状や命を守るための交通ルールについてご講話いただき,生徒たちも真剣に聞き入る様子が見られました。
また,原付の正しい乗り方や安全な運転方法についても,実際の車体の構造と合わせながら説明していただき,なぜルールで定められているのか理解を深めることができました。
講話終了後,3年生の中富帆乃香さんから「実際の事故の話を聞いて,被害者にも加害者にもならないようにしたいと感じた。運転する人もそうでない人も全ての人が交通ルールについて理解し,少しでも交通事故が減ってほしい」という感想とともに感謝の言葉を述べました。
本校では登下校時に原付を使用している生徒が多くいます。今回の講話で学んだことを普段の生活から実践し,安心安全な交通社会を目指していきましょう。
講師の今村様,本日はまことにありがとうございました。
2024年12月16日
2024年12月16日(月)
1学年 総合的な探究の時間「知徳フィールドワーク」
12月13日(金),1学年において「知徳(しっとく)フィールドワーク」が実施されました。
「知徳フィールドワーク」は,世界自然遺産区域を観察したり,海洋ごみの実態について理解したりすることで,環境保全に対する意識を高め,探究活動の学びを深めることを目的に実施しています。
午前中はいくつかのグループに分かれて,虹の会の皆さんにガイドしてもらいながら「剥岳林道」を歩きました。
途中,レッドリストに登録されている植物の紹介や徳之島特有の生態系についてお話を聞きました。
・地球が誕生して以来,多様な生物が自分たちの生息域を確立していき,調和しながら豊かな自然がはぐくまれてきたこと。
・調和が崩れてしまうと,生物の絶滅につながってしまうこと。
・森はそこで生きる動植物のテリトリーであり,人間は生き物の存在に配慮して森に立ち入るべきであるという意識を持つこと。
森を歩きながら,徳之島について知識を深めるだけでなく,「自然や環境を守るために何が必要なのか?」ということについて,考えを深めていきました。
B&G天城海洋センター体育館で昼食をとり,金見海岸にて清掃活動を行いました。
金見あまちゃんクラブ 元田浩三 さんにご協力いただき,徳之島の海や海洋プラスチック問題について学びました。
東京大学大気海洋研究所 早川淳 准教授にもお越しいただき,清掃活動中にも生徒の質問にお答えいただきました。
約1時間ほどの清掃活動で多くの漂着ごみを回収することができました。
今回の活動を通して,実際に目で見て,手で触れて感じたことを大切に,2学年での探究活動にいかしていきましょう!
フィールドワークの実施にあたり多くの方々に御協力いただきました。
虹の会の皆さん,B&G天城海洋センターの皆さん,金見あまちゃんクラブの皆さん,東京大学大気海洋研究所 早川淳 准教授,徳之島町役場の皆さん
まことにありがとうございました。
2024年12月13日
2024年12月13日(金)
2学年修学旅行【3日目】
修学旅行も3日目を迎え、折返しの日程となり、今回の修学旅行で一番楽しみにしているUSJへ行ってきました。
朝6時には起床し、朝食をしっかりと食べて会場に向かいました。
実は、昨日にドンキーコングの新しいアトラクションがオープンしたため多くの来場者が予想されていましたが、おかげさまで、午前中は思ったていたよりは少ない来場者でした。
会場についたら、クラス写真を撮影後、いざ、入館。
待ちに待った、USJでの一日が始まりました。
すぐさまドンキーコングの整理券を入手する生徒や、事前に調べて乗りたいアトラクションに向かう生徒など、これから始まる一日をとても楽しみにしていた様子が伺えました。
初めて絶叫系にチャレンジした生徒は、怖かったと言いながらも、満足そうな表情を浮かべていたのが印象的でした。
普段味わうことのできない体験は、目に映るすべてのものが魅力的に感じたのではないでしょうか。
そして、たった一日とはいえ、生徒たちが味わった経験はこれからの人生に影響を与えてくれるでしょう。
明日(13日)は、1・2組は鹿児島大学に行き、本校の先輩から大学の魅力や受験のことなどについて話を聞き理解を深めます。
また、3組については、大阪造幣局に行きお金について学ぶ機会となっています。
修学旅行も残りわずかとなって来ましたが、多くのことを学んでほしいものです。
2024年12月11日
2024年12月11日(水)
2学年修学旅行【2日目】
2学年の修学旅行が京都で二日目を終えました。
2日目は、美味しい京都を感じる和食の朝食の後、班ごとに別れて一日研修となりました。
事前に、自分たちで京都のSDGsへの取り組みや、寺社仏閣など観光地で行って見たい場所などを調べて計画を立て、それをもとに、一日かけて理解を深める機会となりました。
途中、小雨も降り寒い中での研修となりましたが、普段味わうことのできない稀有な体験は、生徒たちにとって視野を広げる上でも大きな財産となりました。また、今年は紅葉が遅かったこともあり、木々のきれいな彩りを感じることができました。
そして、夜は、神戸の中華街で各々食事を取りましたが、異国情緒溢れる街並みに心踊らされ、楽しい時間となっていたようです。
いよいよ、明日はUSJの日程です。
今日の研修で疲れた表情の生徒も見られましたが、明日朝にはしっかりと回復し、高校生活の中で一番の思い出を作ることができる時間になるでしょう。
明日の報告も楽しみにしてください。
2024年12月10日
2024年12月10日(火)
2学年 修学旅行が始まりました
本日(10日)より待ちに待った2学年の修学旅行が始まりました。
14日までの4泊5日の日程で、関西方面での実施となります。
初日の今日は、徳之島空港での出発式から始まり、移動と大阪城の見学が行われました。
伊丹空港に到着すると、徳之島とは全く違う気温に身震いをする生徒も見られましたが、
大阪の大きな街並みを見ると寒さも忘れているようでした。
また、大阪城では、天守閣のてっぺんまで登り大阪都会の景色を眺めたり、大阪城についての資料を見たりして、
充実した時間となっていました。
そして、ホテルでは、美味しいご飯を食べて疲れた身体を癒して満足そうにしていました。
移動が多い一日でしたが、体調を崩す生徒もなく元気に初日を終えることができました。
お忙しい中、送迎や出発式に参加していただいた保護者の皆様には感謝申し上げます。
明日は、京都一日自主研修となっています。今日以上に、様々なことに触れ、学びに繋がると感じています。
充実した研修の様子をお届けいたします。
2024年12月9日
2024年12月09日(月)
生活科学系列 西洋料理出前授業
12月6日(金)3・4限,総合学科生活科学系列2・3年生において,西洋料理出前授業を実施しました。
本日のメニューは,
【前 菜】鶏ムネ肉のシーザーサラダ
【メイン】鶏もも肉のクリーム煮込み
です。
実習では,鶏もも肉のソテーを,皮はパリッと中はジューシーになる焼き方のコツや,色とりどりの野菜やハーブを使って美しく盛り付ける方法を教えていただきました。先生のお手本を見ながらメモをとり,真剣に調理のポイント確認します。
寺師先生の飾り切りなどプロの技をみて,生徒からは歓声があがっていました。煮崩れないように面取りをしたり,ちょっとしたひと手間で,素材を活かした美味しい料理ができることに感動していました。
実際に料理をする際も,各自,メモを確認しながら調理を進めていきます。
来年の4月から調理の道に進む生徒は,今日の実習で学んだことを活かしていきたいと決意を新たにしていました。
御協力いただきました 今村学園ライセンスアカデミー 寺師和宏 先生,まことにありがとうございました。
2024年12月6日
2024年12月06日(金)
研究授業(公共)
12月5日(木)3限,総合学科1年の公共の授業において研究授業が実施されました。
本単元では「どのように職業を選択し社会に関わっていくべきか」をテーマに労働者の持つ権利を学び,法と現実社会の関係性について考えました。
本日の授業では労働に関する法律を,現在の社会問題と関連付けて,エピソードに沿って学びました。
怪しいアルバイト募集を見かけたら? 実際にアルバイトでトラブルに巻き込まれたら?
具体的なエピソードを例に,適切な対応について理解を深めていきます。
ICTツールを活用して,個人で考えた意見をクラス全体に共有していきます。リアルタイムでクラスメイトの意見を見ながら,自分自身がアルバイトをしていたらどうかと想像しつつ,法律や相談窓口について学ぶことができました。
今回の学びで身に付けた,人間としての在り方生き方についての見方・考え方を,実際の社会生活に結びつけ自覚を深めながら,高校卒業後の職業選択について考えてみましょう!
2024年12月3日
2024年12月03日(火)
第2回避難訓練
12月3日(火),火災を想定した避難訓練が実施されました。
今回の避難訓練も,より実際の状況に近づけて行うため,予告なしでの実施でした。
突然のベルにも慌てることなく,校内放送を確認し,火元を避けて避難しました。
グラウンドへの避難完了後は,消防署の方から講評をいただきました。
講評の中で,
・ 常に「想定外を想定」しておくこと。
・ 災害に関するニュースに触れた際,「他人事ではなく自分事」と捉え,自分だったらどうするか考えてみること。
・ 危険を感じたら「すぐに行動し,自分の命を守る」こと。
・ 「消火栓,消化器のある場所を把握し,使い方を確認」しておくこと。
など,普段から意識しておくべきことについてお話しいただきました。
また,消化器を使用した消火体験も行いました。
消化器の使い方について,
ピ・・・ピンをぬく
ノ・・・ノズルをもつ
キ・・・距離をとる
オ・・・(レバーを)押す
という合い言葉を学びました。
災害はいつやってくるか,誰にも予測できないものです。
校長先生からは,「抜き打ちに慣れず,常に本気で避難する」ことや「とにかくグランドに避難するための二つのルートを想像しておくこと」とのお話はありました。
生徒の皆さんも,この機会に災害発生時に自分の命を守るためにはどうすればよいのか,しっかりと考えてみましょう!
避難訓練に際しまして御協力いただきました徳之島消防署の皆様,まことにありがとうございました。