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2024年3月

  • 2024年03月26日(火)

    令和5年度修了式・離任式

     3月25日(月)、表彰式・修了式・離任式が行われました。

     表彰式では、先日行われたクラスマッチの上位3チームの表彰がありました。クラスマッチの様子や成績については3月18日のブログ記事をご覧ください。

     

     修了式では、校長先生から新年度を前に「教科に加え他の分野でも勉強をしてほしい・視野を広げてほしい・平和で穏やかな学校生活のためにみんなの協力が必要である」といった3つのお話がありました。また、進路指導部・生徒指導部・保健部から、春季休業中の過ごし方についてアドバイスや注意喚起がありました。

     

     離任式では、転退職される16人の先生方に御挨拶いただきました。生徒たちへの感謝の気持ちや思い出、今後も頑張ってほしいことなどをお話しされ、離任式の限られた時間だけでは伝えきれない思いが溢れていました。生徒を代表した生徒会長の挨拶には先生方への感謝の思いがたくさん詰まっており、転退職される先生方も笑顔で応えていました。最後に代表の生徒たちが先生方へ花束を送り、卒業生も含めた生徒全員で花道をつくって送り出しました。

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    五十川先生 4年間ありがとうございました

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    永山先生 4年間ありがとうございました

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    小田先生 4年間ありがとうございました

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    神宮先生 4年間ありがとうございました

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    辻田先生 4年間ありがとうございました

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    日比先生 1年間ありがとうございました

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    渡邉先生 28年間ありがとうございました

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    西山先生 5年間ありがとうございました

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    有野先生 4年間ありがとうございました

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    政所先生 1年間ありがとうございました

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    松相先生 4年間ありがとうございました

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    田丸先生 4年間ありがとうございました

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    永田先生 4年間ありがとうございました

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    濵﨑先生 4年間ありがとうございました

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    岡村先生 3年間ありがとうございました

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    池田先生 1年間ありがとうございました

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    御礼の気持ちを花束に託しました

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    最後の校歌に胸が詰まりました

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    転退出される先生方の御多幸を祈りアーチで見送りました

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    最後まで生徒の無事と成長を願う先生方

    本当に本当にありがとうございました

    徳高の名物先生の転出 切ないですが 

    先生方の言葉を胸に我々は更に成長することを誓います!

     

    徳高生のみなさん、修了式が終わり解放感もあるかもしれませんが、

    春季休業中はくれぐれも事故や病気に気をつけ、元気な姿で始業式を迎えましょう!

  • 2024年03月21日(木)

    「合格体験を聞く会」が行われました

    3/19(火)の7限目に,今月初めに卒業し,進学・就職でそれぞれ合格や内定した3年生による「合格体験を聞く会」が行われました。

     

     

    「4年制大学」,「就職・短期大学・専門学校」に分かれ,1・2年生は自分の希望する進路に合わせてそれぞれの合格体験を聞きました。

     

    【4年制大学】 ~武道館にて~

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    【就職・短期大学・専門学校】 ~体育館にて~

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    それぞれの会場で,代表者が司会の先生の進行に従って自分の受験体験を語ってくれました。

    内容としては,「志望理由書を書く際は,志望先に行く目的を明確にすることが大切」,「ボランティア活動や総合的な探究の時間の活動,資格取得に積極的に取り組むことが自分の進路に繋がる」,「夢や目標がなかったとしても,自分の好きなこと・やりたいことを大切にしてほしい」等,様々な視点から体験を語りました。

     

    生徒や先生からも質問があり,代表者は自分の体験を踏まえながら詳しく助言をしてくれました。

    また,会が終わっても発表してくれた先輩に話をしに行く1・2年生の姿も見られ,自分の進路について深める充実した会となりました。

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    卒業生の話でもあったように,受験にフライングはありません。

    自分の進路を実現できるよう,早い段階から様々なことに取り組んでいきましょう!

  • 2024年03月19日(火)

    3学期クラスマッチ 開催!

    3/18(月),3学期クラスマッチが開催されました。

     

    初めに体育館にて開会式。

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    開会式では,代表して生徒会副会長の富本くんから「皆で盛り上げていきましょう!」と挨拶がありました。

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    晴天に恵まれ,先輩・後輩関係なく,クラスの誇りをかけて一生懸命試合に取り組みました!

     

    【男子】 サッカー

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    【女子】 ドッジボール

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    結果は以下の通りでした。

    【男子】 1位  2-2

         2位  1-3B

         3位  2-3B

    【女子】 1位  1-3(太利杉)

         2位  2-1(Be star)

         3位  2-1(Be ace)

     

    入賞したクラスの皆さん,おめでとうございます。

    3学期修了式まで残り僅か。

    この勢いを,良い締めくくりへと是非繋げていきましょう!

  • 2024年03月14日(木)

    合格者説明会 

    本日の午後,本校体育館にて高校入試における合格者説明会が行われました。

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    説明会では,4月からの高校生活について説明があり,その後制服採寸等がありました。

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    なお,第19回入学式は4月9日(火)に行われる予定です。

    新入生の皆さんの入学を,心よりお待ちしています!

  • 2024年03月14日(木)

    生物生産系列 校外研修へ!

    本日,生物生産系列の生徒12人が永吉ファーム,福岡輝男氏が経営されている農場,奄美大島にしかわ酒造に研修へ行きました。

     

    研修では,生産牛,子牛の管理作業や徳之島の農業の現状などを見聞きしました。

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    また,奄美大島にしかわ酒造で工場内を見学し,加工から販売までの流れを学ぶことができました。

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  • 2024年03月13日(水)

    36回連続出場‼ 空手道部 全国大会壮行会

    今日の朝,体育館にて空手道部の全国大会壮行会が行われました。

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    空手道部は,今月24日(日)から26日(火)の期間に広島市総合体育館にて行われる「第43回全国高等学校空手道選抜大会」に出場します。

    種目は女子団体形です。

     

    【出場メンバー】

     2-1 向井苺子・永里美南海

     2-2 稲富愛凜

     

     壮行会では,代表して稲富さんが「これまでの練習の成果を発揮してきます。応援よろしくお願いします」と挨拶をしました。

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     なお,空手道部は今回でなんと36回連続出場となります。

     日々厳しい練習を積み重ねている空手道部です。大会での健闘を祈ります!!

     

  • 2024年03月01日(金)

    卒業式【答辞】

    答辞

     草木もようやく長い冬の眠りから覚め、生命の息吹が感じられる今日、私たち三年生六十九名は、卒業の日を迎えました。本日、御多忙の中御臨席を賜りました御来賓の皆様、校長先生をはじめ諸先生方、保護者の皆様、在校生の皆さんに卒業生一同、式を無事に挙行できたことを心より御礼申し上げます。

     期待と不安でいっぱいの中、徳之島高校の門をくぐったあの日から、早くも三年の月日が経ちました。見慣れない校舎に右往左往し、新しく出来た友人とのぎこちない会話から、私たちの高校生活はスタートしました。卒業証書を手にした今、この学び舎で過ごした三年間の思い出が、鮮明に蘇ってきます。入学したばかりの一年生の頃は、何もかもが初めてで不慣れなことばかりでしたが、新しく出来た友人と切磋琢磨しながら、勉強や部活動に励みました。そして二年生になり、文系、理系、系列に分かれ、より自分の進路に沿った授業を受けるようになりました。また、部活動や生徒会活動など、あらゆる場面で学校の中心的存在となり、一年前よりも大きく成長することができました。あっという間に月日は流れ、気付けば三年生になり、徳之島高校で過ごすのも残り一年となりました。

     私が最も心に残っていることは、文化祭です。特に今年は、新型コロナの影響を受ける前の形で実施することができた文化祭でした。毎年大盛り上がりの文化祭であったため、どのような文化祭になるか、私は当日まで不安でいっぱいでした。しかし、生徒会のオープニングの時に「新しい学校のリーダーズ」のパロディで会場が盛り上がった瞬間、私は文化祭の成功を確信しました。その後も終始会場の熱気は冷めやらず、徳高生の一体感を肌で感じました。その成功があったのも、文化祭実行委員をはじめ、全員が主役、全員が脇役となり、表舞台でも裏方でも協力し合ったからだと考えます。自分の役割を全うし、楽しみ、更に「楽しさの輪」が広がって、会場全体が笑顔で溢れていたあの光景は、三年生が中心となって皆で創り上げたものだと思っています。文化祭終了後も、会場で友人と写真を撮り、思い出を残す人が多くいました。そんな中、外部から来ていた高校生が「徳高の文化祭のレベルは凄い」「お金を払ってでも見に行きたい」と言っていたのを、私はとても誇りに思いました。この言葉が、その日の全てを表していると言っても過言ではない、そんな素晴らしい文化祭でした。

     各学年優勝を目指して白熱した体育大会では、どの競技でも学級の垣根を越えて、皆で声援を送り合いました。三年生が自分たちで曲を決めて一生懸命練習したフォークダンスを披露する姿や、各学年誇りをかけて戦った綱引きでの、全員が大きな声をあげてチームを応援する姿は、下級生にも良い姿を見せることができたのではないかと思います。優勝は逃したものの、体育大会が開催されたあの日、笑顔が最も輝いていたのは、私たち三年生だったと思います。その他にも、多くの行事がありました。三年ぶりの通常開催となった修学旅行。友人と美味しいものを食べたり、お土産を買ったりして、観光を楽しみました。部活動では、顧問の先生の御指導の元で日々の練習に励み、先輩、後輩、同級生にも恵まれ、かけがえのない時間を過ごしました。また、総合的な探究の時間における活動では、私たちの住む徳之島の魅力を再確認・再発見し、将来は島の地域振興に貢献したいと思うきっかけにもなりました。三年間、徳之島高校でしか味わえない経験をすることができました。

     そして三年生になり、私たちを待っていたのは受験でした。進学する人、就職する人様々でしたが、一人一人が真剣に自分の進路と向き合いました。朝早くに登校して勉強し、移動中も時間を無駄にすることなく、放課後も教室に残って共通テストや二次試験対策に向けて勉強しました。受験の日が近付くにつれ、次第に焦りが出てきたり、これまでやってきたことが正しかったのか不安になったりして、孤独で暗い気持ちが続く毎日でした。しかし、ふと周りを見ると、同じように受験対策に励んでいる仲間が多くいました。自ら掲げた目標の達成に向けて、最後まで諦めることなく懸命に励む仲間を見て、「苦しい思いをしているのは皆一緒だ」と自分を奮い立たせて受験を乗り越えることができました。それぞれの教室では、「ラストだよ。やり切ろう」と励まし合う人や鼓舞する人など、三年生のフロアは互いを思いやる気持ちで溢れていました。また、私が所属する一組が共通テストに向けて島を旅立つ日には、多くの三年生が港にかけつけてエールを送ってくれたおかげで、苦しい期間を乗り越えることができました。中には、思い通りの結果にならずに涙を流した人もいましたが、仲間が合格した時には皆で「おめでとう」と喜びを分かち合いました。受験生として過ごしたこの一年間は、特に自分を大きく成長させてくれた一年間でした。徳之島高校で私たちが過ごした、多くの思い出が詰まった日々は、私たちだけの青春です。辛いことや苦しいことから逃げずに戦い抜いてきた私たちなら、この先何があろうともきっと乗り越えられるはずです。これ以上にない仲間に出会えたことを、心より嬉しく思います。ありがとう。

     一、ニ年生の皆さん、私たちは先輩としてどのような存在として映っていたでしょうか。皆さんを上手く引っ張っていくには力不足を感じながらも、皆さんの行事や物事に対して向き合うパワーや情熱、元気さ、素直さは、私たち三年生に元気と勇気を与えてくれました。この学び舎で多くのことを学び、経験を積んでください。そして、在校生の皆さんが徳之島高校の素晴らしい伝統を受け継ぎ、島の方々から更に応援される学校を作り上げてくれることを心から願っています。良い後輩に恵まれ、本当に幸せでした。ありがとう。

     また、今日まで私たちを支え、時に優しく、時に厳しく指導してくださった先生方。生徒のことを第一に考え、真剣に生徒と向き合ってくださったおかげで、私たちは自分の夢を見つけ、進路を決めることができました。生徒のために頑張れる先生方を心から私たちは尊敬しており、感謝してもしきれません。先生方から教わったことを胸に、島立ちをしてからも誇れるような立派な大人になれるよう精進して参ります。本当にありがとうございました。

     そして十八年間、私たちを見守り、一番味方でいてくれた家族。私は三年生になってから、焦りと不安でいっぱいであり、また多くの困難がありました。それでも家族は、自分を暗い気持ちにさせまいと、仕事で疲れている中でもいつも笑顔で悩みを聞き、毎日朝早くに起きてお弁当を作ってくれました。また、勉強を夜遅くまでした後に毎日送り迎えをしてくれたり、私の進路実現のために何事にも挑戦させてくれたりと、最後まで私の夢を応援してくれました。きっと、他の皆も同じように、三年間沢山家族に支えられてきたと思います。多くの迷惑や心配をかけてきましたが、無事に卒業の日を迎えることができたのは、家族のおかげです。卒業後、私たちはほとんどの人が島立ちをします。これから先もまだまだ家族にお世話になると思いますが、少しずつ恩返しができるよう、夢に向かって頑張ります。暖かく見守っていて下さい。

     これから私たちは、自分たちの足で新たな道へ進んでいきます。大きな壁にぶつかることも多くあると思いますが、その時はこの徳之島高校で共に過ごした仲間を思い出し、三年間分の学びや経験、思い出を糧にして、力強く前へと歩んでいきます。

     最後になりましたが、これまで私たちに多くの愛情を注ぎ、応援してくださった全ての方々に心から感謝するとともに、徳之島高校の更なる御発展を願い、答辞といたします。

     

      令和六年三月一日

      卒業生代表 太山颯

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  • 2024年03月01日(金)

    卒業式【送辞】

    送辞

     頬から伝わる風が和らぎ、うららかな春の香りが感じられるこの良き日に、徳之島高校を旅立たれる六十九名の卒業生の皆様、ご卒業おめでとうございます。在校生一同、心よりお祝い申し上げます。

     今、先輩方はたくさんの思い出が詰まった徳之島高校での三年間を思い出すとともに、新生活への夢や希望を胸に卒業証書を手にされたと思います。一年前、緊張や不安でいっぱいの私たちを温かく迎え入れてくださり、学校生活や部活動でたくさんのことを教えてくださいました。先輩方は学校生活のあらゆる面で私たちの手本となり、行事では団結し率先して盛り上げることで、私たち一・二年生を引っ張ってくれた頼もしい存在でした。

     先輩方が三年生になった頃は、新型コロナウイルス感染症の収束が見え始めていて、文化祭や体育大会が徐々にコロナ禍前のように実施できるようになりました。嬉しさを感じると同時に、未曾有の感染症の影響で、今まで縮小や中止していた学校行事を自分達が最高学年として成功させることができるのか不安もあったかもしれません。そんな状況下でも先輩方は率先して行動し、挑戦しながら常に考えることで互いに力を合わせて、徳高全体を盛り上げた真の意味で成功といえる学校行事にしてくださいました。

     その中でも特に私は、文化祭と体育大会が印象に残っています。文化祭では先輩方が自らの手で製作された動画やクラス一丸となって作り上げた劇を披露してくださいました。先輩方の、皆を楽しませようと役になりきっている姿、会場全体が一体化して盛り上げていた歌唱、ダンスを踊る時の楽しそうな表情はとても輝いており、私たちの目に焼き付けられました。どのクラスの劇も先輩方の青春が詰め込まれた素敵な作品でした。

     また体育大会では、実施された全ての競技において全力で取り組み、頑張る仲間のために団結して応援する姿や、優勝を勝ち取るために競技に向かう姿勢を見て、先輩方に勝って優勝したいという気持ちが高まりました。競技を妥協せず懸命に取り組む姿だけでなく、会場設営や片付けも率先して動いていた姿は、先輩方らしいかっこよさがあふれ、私たちの模範となるものでした。

     ともに互いを高めあった部活動では、部の中心として、自分のことだけでなく私たち後輩のことも視野に入れ、どうすれば部活動がより良いものになるだろうか、どうすれば部員が一体となって活動できるか等を常に考えて行動されていました。私たちが困ったときには助言や相談に乗ってくださり、チーム全体そして部員一人ひとりのことを考えながら行動されていたのを今でも鮮明に覚えています。日々努力を積み重ね、県大会や全国大会で戦ってきた先輩方に少しでも近づけるよう、これからも精進していきます。

     そして部活動引退後には、自分たちの進路実現に向けて気持ちを切り替えていました。朝早くから教室や自習室で自学自習に励み、放課後私たちが部活動で汗を流すその間も遅くまで日々勉学に励む前向きな姿を私たちに示してくださいました。

     このような先輩方の背中は私たち一・二年生の憧れへと変わっていきました。そんな憧れの先輩方の背中を見ていると、常に考えながら行動されていることに気づきました。先輩方が「考える」という行動を実践することができていたのは、先輩方自身が徳高をより良くする為に作った提言である「Let´think」の言葉を心に刻んでいたからだと思います。その言葉を体現し、気づき、考え、行動していた先輩方は私達一・二年生にとってのよりどころであり、徳高を支える大黒柱のような存在で徳高の象徴でした。

     疾風のごとく過ぎた先輩方との日々は、私たちにとって驚きと感動の連続であり、多くのことを学ぶことが出来た日々でした。それはきっと私が初めての高校生活で戸惑っていた時に先輩方が「分からないことがあれば何でも聞いてくれ」という言葉や毎日の挨拶などの優しい声かけをしてくださったおかげだと思います。先輩方の優しさに私たちはとても救われました。

     現在徳高の生徒会では、一、二年生で「伏龍~Fly Free And High」という学校をより良くするための一つの提言を掲げています。この提言には徳高を離れても、龍のように高くへ昇り活躍する人間になって欲しいという意味が込められています。 今まさに龍のようにそれぞれの未来へ高く昇っていく先輩方に近づくために私達在校生は先輩方の姿を手本としながら、これからの徳高を創っていきます。時には優しく、時には厳しく常にリードしてくださった先輩方は、徳高の誇りです。徳之島高校を旅立たれてからも、新天地での新しい生活の中でも「徳高プライド」を忘れないでください。そして時には、懐かしい母校を訪れ、元気な姿を見せてください。再び会える日を楽しみにしています。

     私たち在校生は先輩方が築き上げてこられた素晴らしい伝統を受け継ぎ、さらに新たな歴史を刻んでいけるよう精進してまいります。最後になりましたが、卒業生の皆様のご活躍とご健康をお祈りし、送辞といたします。

      令和六年 三月一日

      在校生代表 森 太陽

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  • 2024年03月01日(金)

    第16回卒業式

    本日,69人の生徒が卒業式を迎えました。

    コロナが明けて在校生も参加しての卒業式,クラスではそれぞれの思い出を語り懐かしむ様子が見られました。

    卒業生の皆さん,健康に気を付けてそれぞれの道を歩んでください!おめでとうございました。

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    御来賓の方々,お忙しい中ご列席いただき誠にありがとうございました。