公開日 2025年02月26日(Wed)
2月20日(木)に生徒探究活動発表会が実施されました。
2年生の代表6班がこれまでの総合的な探究の時間(ホエールタイム)で取り組んだことを発表しました。
また,発表班以外の1・2年生が取り組んだ内容のポスターが掲示されました。
発表会には徳之島高校生をはじめ,亀津中学校の2年生や関係機関の方々,多くの保護者が参加してくださいました。
発表1組目 15班「海洋プラスチックゴミから明るい世界へ」
発表2組目 3班「私達の替え唄で徳之島の島口を救う」
発表3組目 4班「とくのしまKitchen~徳之島の魅力を知る自然体験学習を企画しよう~」
発表4組目 11班「琥珀島(こはくとう)~黒糖に新たな可能性を~」
発表5組目 6班「徳之島の犬や猫を〈家族〉という意識に」
発表6組目 9班「徳之島の医療課題の解決に向けて」
全6班の発表を聞き,生徒たちの課題設定の素晴らしさや,課題解決のための取組,今後の展望などがしっかりとまとめられており,
素晴らしかったです。
また,質疑応答では中学生も含め,多くの生徒たちが自主的に手を上げ質問を行う姿が見られ,とても良い発表会となりました。
最後に,指導助言者のお二人から講評をいただきました。
鹿児島大学 法文学部 法経社会学科 准教授 農中 至 先生
「今の時代,答えがあることばかりではなく,社会では考えないといけない。
また,人口も減り,今の当たり前が当たり前ではなくなるかもしれない。そのためにも,探究することはとても大切。」
「探究を行う上で大事なことは,楽しくやること。遊びの延長線のような探究で良いので,楽しくやってください。」
と助言をいただきました。
伊仙町歴史民俗資料館 町誌編纂室 室長 松岡 由紀 先生
1班ごとに助言をいただきました。また,総括として,
「年々,仮説の設定,方法論,発表姿勢などが洗練されてきている。また,徳之島の事柄に触れていることや
質問がクリアでとてもよかった。」
「まとめた結果は,地域や協力してくださった方々にフィードバックしてください。」
「今年一年取り組んだ経験は,必ず役に立つので,これからも武器にしてほしい。そして,島に貢献できる大人になって帰ってきてください。」
と助言をいただきました。
次年度も,様々な視点から探究目標を設定し,楽しく探究活動に取り組んでいきましょう。