公開日 2024年12月16日(Mon)
12月13日(金),1学年において「知徳(しっとく)フィールドワーク」が実施されました。
「知徳フィールドワーク」は,世界自然遺産区域を観察したり,海洋ごみの実態について理解したりすることで,環境保全に対する意識を高め,探究活動の学びを深めることを目的に実施しています。
午前中はいくつかのグループに分かれて,虹の会の皆さんにガイドしてもらいながら「剥岳林道」を歩きました。
途中,レッドリストに登録されている植物の紹介や徳之島特有の生態系についてお話を聞きました。
・地球が誕生して以来,多様な生物が自分たちの生息域を確立していき,調和しながら豊かな自然がはぐくまれてきたこと。
・調和が崩れてしまうと,生物の絶滅につながってしまうこと。
・森はそこで生きる動植物のテリトリーであり,人間は生き物の存在に配慮して森に立ち入るべきであるという意識を持つこと。
森を歩きながら,徳之島について知識を深めるだけでなく,「自然や環境を守るために何が必要なのか?」ということについて,考えを深めていきました。
B&G天城海洋センター体育館で昼食をとり,金見海岸にて清掃活動を行いました。
金見あまちゃんクラブ 元田浩三 さんにご協力いただき,徳之島の海や海洋プラスチック問題について学びました。
東京大学大気海洋研究所 早川淳 准教授にもお越しいただき,清掃活動中にも生徒の質問にお答えいただきました。
約1時間ほどの清掃活動で多くの漂着ごみを回収することができました。
今回の活動を通して,実際に目で見て,手で触れて感じたことを大切に,2学年での探究活動にいかしていきましょう!
フィールドワークの実施にあたり多くの方々に御協力いただきました。
虹の会の皆さん,B&G天城海洋センターの皆さん,金見あまちゃんクラブの皆さん,東京大学大気海洋研究所 早川淳 准教授,徳之島町役場の皆さん
まことにありがとうございました。