公開日 2024年11月21日(Thu)
11月19日(火),普通科2年の論理国語の授業にてディベートが行われました。
今回の議題は,「ミロのヴィーナスの両腕を復元することについて」。
評論「ミロのヴィーナス」を読み,肯定側と否定側に分かれて討論を行いました。
「両腕があるからこそ美しさが際立つ。本来の姿に戻すことが大切」
「復元されたものが作者のつくったものと違ったら?」
「腕がないからこそ人間には到達できないと思わせる魅力がある。
作者にしかたどりつけない芸術がある」
などなど,ミロのヴィーナスの復元についてさまざまな意見が飛び交い,芸術について考えを深めていました。
授業でディベートを行うのは今回が2回目でしたが,1回目よりも論理的に立論や反論を行うことができていました。
また,総合学科2年の論理国語の授業では研究授業が行われました。
こちらでは,交通事故発生件数と交通事故の死者数に関するグラフ資料を読み,そこから読み取れる情報や,主張を支えるために他にどのような資料が必要かを考えました。
生徒たちはグループ活動に意欲的に取り組み,
発表の時間も積極的に挙手をする姿が見られました。
複数の資料を読み比べることにより,目的や述べたい主張に応じて情報を取捨選択し,その情報を用いて自分の考えを伝える力が身に付いたようです。
今後もさまざまな活動を通して,論理的に考えたり,考えを表現したりする力を身に付けていきましょう!