公開日 2021年01月27日(Wed)
1月27日(水),第2学年の生徒たちが1年間かけて取り組んだ「総合的な探究の時間」の成果発表会が,徳之島町文化会館にて開催されました。
本校は文部科学省の事業である「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」のアソシエイト校(地域魅力化型)として,また,同事業名の県教委の実施校として,2学年の生徒たちは「我が島への貢献」を共通テーマに地域課題をそれぞれのグループで設定し,探究活動に取り組んできました。
本発表会では,本校の生徒の相互評価で選抜された5つのラボによる探究活動のプレゼンテーション,地域協働推進連携校である樟南第二高等学校の生徒による地域活性化に関する舞台発表,1階展示ホールではプレゼンテーション発表以外のすべてのラボのポスター発表が行われました。
○開会式での校長あいさつの様子
○ラボ「TEAM ATARI 」 増えつつ空き家を子ども食堂やグランピング施設に!【空き家を活かした地域活性化プロジェクト】の発表
○ラボ「OREO」 長寿の島徳之島。実は長寿の島ではなかった!?【脱・なんちゃって長寿】の発表
○ラボ「アカヒゲ」 外来種を資源に変えて島の利益に!【徳之島を守ろう】の発表
○ラボ「TABENOKOSHI」 郷土料理キャラクターのエコバックで地元ホテルと協働した仕掛け【エコバッグで郷土料理革命】の発表
○ラボ「コーヒーチャレンジ・cooking」 徳之島のコーヒー栽培から地域発展とSDGsの解決へ【徳之島のコーヒー栽培におけるアップサイクルプロジェクト】の発表
○樟南第二高校 「商業科3年生「課題研究」の内容と発表」「商業科2年生「課題研究」の内容」「地域貢献への取り組み」
○ポスター発表
閉会式の講評の中で,県教育庁高校教育課の 中原 嘉久 指導主事より,元号の令和の言葉の意味に触れ「人々が美しく心を寄せ合う中で,文化が生まれ育つ。島の未来を担う人材に。」,また,鹿児島大学法文学部の 農中 至 准教授より,「高校は楽しくあるべき。知らないからこそワクワクする。大人と対等のステージに立ち,探究活動に取り組んだことに誇りを持ってほしい。」と講評をいただきました。
昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止による観点から,この成果発表会を開催することができませんでしたが,今年度無事に,地域探究へ向けて樟南第二高等学校との連携・協働の第一歩を踏み出すことができました。開催にあたり,徳之島3町の地域おこし協力隊や自治体,商工会議所,地域の皆様にご協力いただき,本当にありがとうございました。
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