公開日 2021年01月23日(Sat)
第30回大島地区高校総合文化祭(県高校文化連盟大島支部主催)と後夜祭(同支部、NHK共催)が22日,インターネット上の特設サイトで開催されました。奄美群島内の県立高校と大島養護学校の9校が参加。音楽,郷土芸能の発表や美術作品紹介など多彩なプログラムが展開され,文化系部活動に所属する生徒245人が日ごろの成果を披露しました。
文化祭は初のウェブ開催で,▽式典▽ウェブ交流会▽フィナーレの3部構成。テーマは「降りそそげ わんきゃの文化 虹となれ」。県高校総合文化祭交流フェスタも兼ねました。
本校からは音楽部,美術部,藏越エイサー隊,書道同好会が参加。それぞれの部でオンライン上ではあったものの,他校間での交流を楽しみました。
21日には関連行事として,美術部の実技講習会もあり,那覇造形美術学院から講師を招聘し,各校の美術室をオンライン中継で結んで,鉛筆デッサンの腕を競いました。自分たちの実力を客観的に見ることで,さらに意欲が高まったようでした。
後夜祭では徳之島の希少生物にちなんだ発表が行われました。画面上で9校が1枚の絵を完成させるリモートチャレンジもあり,大いに盛り上がりました。最後は全体合唱でゲスト出演した奄美出身の歌手,城南海さんと「アイツムギ」を歌い上げました。
困難な状況での開催となりましたが,実行委員の生徒(本校からは内山さん(2年・学校代表),當さん(2年・学校副代表),中原くん(2年),牧園さん(1年))を中心に皆でやり遂げた経験は,きっと明るい未来を創り出す力の源になることでしょう。来年こそは,大島群島の皆で集まれることを祈ります。
なお,参加団体発表・作品掲示は,本日より2月20日(土)まで,交流フェスタ特設サイトでご覧になれます。多くの皆様のご観覧をお願いいたします。
外部リンク:交流フェスタ特設サイト
https://kagofes.com
※関連記事