公開日 2020年09月28日(Mon)
9月14日(月)7時間目,県内離島高校とのテレビ会議システムを利用した鹿児島大学の出前授業が行われました。
この出前授業は,県内離島の高校生に向けて,鹿児島大学における高度な教育や特色のある研究に触れる機会を提供するため,6月から12月の期間に全12回で実施されます。
今回は第3回,鹿児島大学医学部大学院医歯学総合研究科 三井 薫准教授による「幹細胞と再生医療」の授業が開講されました。
「ES細胞」や「iPS細胞」。新聞やニュースで名前は聞いたことがあるけれど,どんな特徴をもつ細胞なのか?どのように作られたのか?高校生へ向けて,基礎的な内容から再生医療としてどのように用いられているのかの現状や展望についての最新の知見について講義していただきました。
(参加した生徒たちの感想)
・凄く興味深く関心を持つことができました。ニュースなどでたまに耳にするiPS細胞などについて知ることができ良かったです。これからの医学がどうなっていくか楽しみです。
・なかなか体験できない授業を受けられることができて,とても勉強になりました。もっと深く知りたいと感じました。
・ES細胞iPS細胞の可能性の広さに感動した。
・頸髄完全損傷患者の人がES細胞を用いて,もう一度運動が出来るまで回復した話は,本当に今の再生医療に驚きました。またお話を聞きたいと思いました,
本校では医療分野への進学を希望する生徒も多く,今後の進路実現に向けて,とても素晴らしい機会になりました。