卒業生からのメッセージ

公開日 2022年10月03日(Mon)

10月に入り,生徒や保護者の方々,また中学生の皆さんも,進路について考える機会が増えてきているのではないでしょうか?

ここで,この春にうれしい知らせを届けてくれた先輩たちを紹介したいと思います。

徳之島高校卒業後,選択したのは1年間の浪人。さらなる高い目標に向かって再チャレンジを決断した2人の先輩から,島の後輩たちへのメッセージです。


野中 結貴さん(令和3年卒業) 九州大学合格

経済学部 経済経営学科1年

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私が一年間浪人した経験を通じて,後輩のみなさんに伝えたいことは、夢は叶うし目標は達成できるということです。

夢や目標を持てるということは、それを実現できる潜在的な能力が備わっているということだと、私は考えています。

大切なことは、それを実現するために、自分に今必要な学びは何か、自分に最も適した学習方法は何かを分析した上で、「正しい」努力をすることです。この努力こそ不可欠であって、その努力をすること自体が難しいのだと思います。

たとえ周囲から「その実現は難しすぎる」と言われる夢や目標であっても、本当に実現できるかどうかは自分次第なのです。だから決してあきらめずにコツコツと、できることを積み重ねてほしいです。

最後に紹介するのが、私が高校生の時先生によく言われていた言葉を紹介します。それは「自分の代わりはいない」という言葉です。自分の人生は他人が生きるものでもないし、他人の意見を尊重して選択したとしてもその選択に対してその人は責任をとってくれません。だから自ら考えて選択していって欲しいです。そして、その選択を正しかったと将来思えるために今を生きていって欲しいと思います。

 

 

嶺井 柊真さん(令和3年卒業) 長崎県立大学合格

情報システム学部 情報システム学科1年

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私は高校時代にあまり勉強をしてこなかったので、現役時は最悪な結果に終わりました。そこから1年間浪人して必死に勉強をし、現役時には行くことができなかった大学に合格することができました。正直辛い1年間でした。皆さんにはこのような辛い思いをしてほしくないので、私が1浪した中で「高校時代にこうしていれば浪人せずにストレートで希望校に行けたんじゃないかな」と考えたことを3つ挙げます。

まず,英単語は出来るだけ早い時期に覚え切ることです。私はこれができていなかったので浪人の最初の頃はとても苦労しました。ちなみに私はターゲット1900を使っていました。

次に,英文法はしっかり勉強することです。私は高校時代は文法を軽視していて、長文を読むときは単語の意味で内容を推測するということをしていました。そのため答えのヒントになるような重要な英文の訳ができなかったり、読みきるに時間がかかったりしました。

最後に,数学はチャート式などの問題集を自力で解けるようになるまで何度も解き直すことです。問題を見てすぐに「ああ、あの解き方を使うのね」と一瞬でひらめくようになるまでやれると完璧だと思います。

以上のことは受験生なら当たり前にやるべきことだったと思います。もちろんこれ以上にやるべきことはたくさんあります。私はそれらができていなかったので浪人をしてしまいました。しかし、皆さんはこれから少しずつ頑張ることで、僕のようにならず、現役合格をしてほしいと思います。これからも頑張ってください!

 


先輩方,熱いメッセージをありがとうございました!

 

最後に,高校3年当時の担任の先生と一緒に記念撮影を。長期休暇などを利用して,卒業生たちが学校を訪れて元気な顔を見せてくれるのがとてもうれしいです。夢を叶えた2人と先生の笑顔がとても素敵でした。

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